久しぶりにKorgisの「Everybody Gotta Learn Sometime」を聴いてみて、ちょっとネットを調べていたらわかったこと2つ。
① この曲「Everybody Gotta Learn Sometime」には、オリジナルバージョン、1980年発表のアルバム Dumb Waiters のリイシューCD(1999年発売)に収録された2コーラス目の歌詞が違うバージョン、そして1990年に再レコーディングされたバージョン、という3つのスタジオ録音バージョンがあるということ。
② Korgisの中心人物であるJames Warrenは、今もなおKorgis名義の活動を行っていて、今年 Kartoon World というアルバムを発表しているということ。また自身のYouTubeチャンネルで「Everybody Gotta Learn Sometime」のセルフカバーをアップしていること。
まあ、英国ポップの中でも屈指の名曲(言い過ぎ?)なので、さもありなんという感じなのですが、まだ活動しているということにびっくり。新作であるKartoon World(Cartoonではないところがグループ名の頭文字"K"にこだわってる?)の収録曲をApple Musicで聴いてみましたが、いまだに枯れた感じはなく良質なポップスでした。
で、この「Everybody Gotta Learn Sometime」、曲名は知らなくても聴けば知ってる人も多いのではないかと思いますが、エレクトリックピアノとシンセのバッキングの上を超シンプルな歌詞(7行程度)が甘いメロディで浮遊する感じの曲で、中盤からアナログシンセのストリングスがどんどん分厚くなっていく展開となっています。そして間奏のバイオリンソロがまた美しいです。
The Korgis / Dumb Waiters
YouTubeで聴けるオリジナルバージョンはこれです。