先日の記事で取り上げたThe Korgisの「Everybody Gotta Learn Sometime」は多くのアーティストにカバーされていますが、日本のシンガーソングライター、bice（ビーチェ）さんもミニアルバム Covers でこの曲をカバーしていました。biceさんのカバーバージョンはギターとリズムマシーンとシロフォン（？）というシンプルな演奏の多重録音だったのですが、biceさんのウィスパー系のヴォーカルとよくフィットしていい味を出していました。
biceさんが2000年に発表したシングル「ツイオク」は上記の Covers と同時期にリリースされたようですが、どっちを先に聴いたのかはよく覚えてません。でも「ツイオク」は当時すごく好きになって、そのあとでメジャーデビューアルバムとなった Nectar は迷わず購入したのは覚えています。2000年前後の時期はCDショップのインストアライブも結構見に行っていて、三宮のタワーレコードでbiceさんの生歌を聴いたこともありました。
bice / ツイオク
この曲「ツイオク」は、親しみやすいメロディと儚い歌詞が印象的なアコースティック主体のギターポップで、biceさんのヴォーカルはウィスパーヴォイスなのですが、過度に甘ったるくなることなく、凛とした響きが耳に心地よくて今でもアルバム Nectar とともに愛聴しています。
実はこのCDシングルは、数年前に家のCDの断捨離を行った際にうっかり処分してしまっていて、あとで気がついて、いつか中古盤ででも買いなおそうと思っていたのですが、このあいだAmazonで中古盤の価格を見てビックリ！とても買える値段じゃないです。一応リッピングしていたので音は聴けるから我慢ということで。。。
