Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Blue October / Foiled

メンバーにヴァイオリン奏者がいるバンドが続いたので、もう一つこれを取り上げてみます。

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Blue October / Foiled

アメリカのオルタナ系ロックバンドの2006年のアルバムです。foilとはアルミホイルのホイルのことですが、動詞として使うときは「〇〇を台無しにする」みたい意味になるそうです。それはさておき、このCDを買う動機は単純にこの静的で硬質なイメージのカバーアートが気に入ったからで、いわゆる「ジャケ買い」に近いのですが、ちゃんとCDショップで試聴はしました。当時、このアルバムに収録された「Hate Me」という曲がアメリカでヒットしていて、最寄りのTower Recordsの試聴コーナーでもプッシュされていたんです。


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一聴したところ、「あ、ちょっと自分の好みではないな」という感じだったんですが、メンバーにヴァイオリン奏者がいるという情報を知って買ってみようと決めました。

このバンドは、ヴォーカルで全曲の作詞作曲を担当する Justin Furstenfeld (ファースンフェルド?)の歌が中心になっていて、他のメンバーの演奏がこれを色付けしているというイメージで、ラウドなギターだったり、アコースティックなサウンドも織り交ぜながらアルバムが構成されています。メンバーのRyan Delahoussaye(これも発音不明)が演奏するヴァイオリンもあくまで脇役といった感じです。歌メインのアルバムなので、歌詞が分かればもっと理解できるとは思ったのですが、そこまでは至らず・・・。

といいつつ、Blue Octoberのアルバムはあと2枚ほど所有しています。サウンドは徐々に丸くなっていきますが、Justinのヴォーカルは曲によってはPeter Gabrielのような歌い方になったりするところが面白いです。2020年には最新作である This Is What I Live For というアルバムを発表しており、まだまだ頑張っています。