イントロもエンディングも短い:YOASOBI / THE BOOK 2

ここのところ古い音楽のことばかり書いているので、今日は新しい音楽のことを書いてみようと思います。

ということで、YOASOBIの最新ミニアルバム THE BOOK 2 なのですが、全8曲すべてタイアップ付きで、すでにMVとして聴いたことがことがある曲がほとんどという、現在の人気をよく表しているアルバムです。アニメーションで制作されるPVも、アニメ制作会社に発注されるものも増えてきて、どんどんレベルが上がっているように思います。

で、今日書こうと思っているのは、YOASOBIに限ったことではないですが、ネット発のアーティストが作る曲の特徴(というか最近の曲の特徴?)として、イントロが「無い」か「短い」ということです。YOASOBIの場合、さらに歌が終わった後のエンディング(演奏部分)も短くて歌で終る曲が多いのが目立ちます。

全8曲中

①イントロなし:3曲

②イントロ5秒以内:3曲

③エンディング(演奏部分)なし:3曲

(ちなみに前作 THE BOOKでは、①:4曲、②:1曲、③:2曲でした)

YOASOBIの場合、ikuraさんの歌がメインで、歌を聴きたいというリスナーが大半だと思うので、こういう曲構成は「正解」なのだと思いますが、最近のリスナーの聴き方の傾向も曲を反映しているのかなと思います。私の子供も、車の助手席に乗って自分の好きな曲を聴くときは、歌の部分が終わったらエンディングの演奏部分を飛ばして別の曲にスキップするので、最近の子はこんな聴き方をするんだ、と驚くことがあります。特にYOASOBI(というか作曲のayaseさん)は、単にイントロとエンディングを省略して曲を短くするだけでなく、短い曲の中にいろんな展開を凝縮して印象的な曲に仕上げるのが本当に上手いと思います。

話を戻して、このアルバムで私が一番お気に入りなのは「ラブレター」。打ち込み部分は控えめにしてブラスバンドの生演奏をフィーチャーしたところが新鮮で、他の曲でも聴けるサビ部分のikuraさんの一人ハモリも聴いてて気持ちいいです。ちなみにこの曲もイントロなし、エンディングなしの曲ですね。


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