先日スーパーで買い物をしていたら、BGMでこの曲が流れてきたのでビックリ。確かにラジオオリエンテッドな曲ではあるけど、プログレやで。と心の中で思っていました。まあ、それだけ有名な曲ってことでしょうね。
私がこの曲を初めて聴いたのはAMラジオの番組だったと思います。いきなりイエスの新曲といわれて流れてきたこの曲を聴いて、「あれ、Policeの曲?」と思ったのが第一印象でした。それと、イントロのあのオーケストラルヒット(Fairlight CMIのサンプルサウンド)は確かにインパクトが強かったです。何気にシングルヒットの予感も。予想通りこの曲は全米No.1のシングルヒットとなりました。1983年のアルバム 90125 に収録された曲です。
Yes / 90125
この曲の前半部は、ほとんどドラム、ベース、ギターだけで演奏されていて超シンプルなんですが、中間部から後半部にかけては様々なサンプルサウンドのギミックが施されていて聴いていて飽きがこないです。細かいことはWikipediaに詳しく記述されているので興味がある方はどうぞ。
この曲のサウンド面の多くの部分はプロデューサーのTrevor Hornによるもので、この曲のヒットは彼の貢献度が大きいと思われます。当時は古くからのYesファンからは好ましく思われなかったようですが、今考えるとポップミュージックにサンプリングという手法を効果的に導入してヒットした曲の先駆けでもあり、その後のポップミュージックに大きな影響を与えた曲じゃないかなと思っています。