CD化されていないのが残念:Julia Downes 「Don’t Talk To Strangers」

CamelのAndy Latimerつながりでもう一つ。

Julia Downesは、1980年代にいくつかのシンガーに曲を提供していたソングライターで、自身では唯一のアルバム Let Sleeping Dogs Lie を1983年に発表しています。

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Julia Downes / Let Sleeping Dogs Lie

このアルバムは、当時のことなのでアナログレコードで発表されたのですが、どういう理由かわかりませんがCD化されていません。日本盤も発売されたぐらいなのでセールスがダメだったわけではないと思うのですが・・・。制作会社であったNaive Records(プログレッシヴロックバンド Van Der Graaf GeneratorのリーダーPeter Hammillが自身のソロ作品をリリースするために設立したレコード会社)の事情なのかも知れません。CD化やデジタル配信を期待していますが難しそうかなと思います。

 

そういうわけで、今回は独り言のような内容になるのでご容赦ください。

今回ご紹介する曲「Don’t Talk To Stranger」は、アルバム(アナログ盤)のA面最後に収録されたドラマチックなアレンジの曲で、この曲のプロデュースと演奏に Camelの Andy Latimer が参加しています。アルバムジャケットの裏面に記載のクレジットではこんな感じです。

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アルバム制作に関与しているミュージシャンは、Alan ParsonsKate Bush周辺のスタジオミュージシャンが多いようです。Peter Hammillのレーベルということでプログレ色が濃いみたい。

Julia Downesのヴォーカルは、線が細く少しハスキーで、どちらかというとフォーク向きかなと思います。でも作り出すメロディはクラシック音楽風なフレーズも織り込まれておりエレガントな香りがします。残念ながらYouTubeにはこの曲の音源は投稿されていないようですが、このアルバムの1曲目に収録の「Recurring Dream」だけは聴くことができるようなので、これで少しは雰囲気は分かるかなと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=L6KZZ29v_ZI

ちなみにこの曲は、翌年、The Whoのヴォーカル Roger Daltrey のソロアルバムにも収録されることになるのですが、アレンジが全然違うので別の曲みたいに聞こえます。もちろん個人的にはJulia Downesのバージョンが好きなのですが、YouTubeで視聴できるのでご参考まで。

Don't Talk To Strangers - YouTube