Albionつながりでもう1曲。
Albion Bandは、ブリティッシュ・フォークの代表的グループとして1970年代前半からバンド形態を変えながらも活動を続けてきた、いわゆる重鎮的な存在です。
私がAlbion Bandのアルバムで持っているのは、このタイトル曲が収録された1995年リリースの Albion Heart だけなので、このバンドのことを語ることはほとんどできませんので、詳しくはこちらをご覧ください・・・。
The Alibion Band / Albion Heart
この曲「Albion Heart」は当時バンドメンバーだった二人の女性シンガーソングライター、Chris WhileとJulie Matthewsの共作となっていて、二人はバンドを離れた後もデュオとして活動しています。
歌詞の内容は、イングランドからアメリカへの移住が行われていた時代のお話で、移民の為に離ればなれになった恋人たちが7年後再会し、結婚して一緒にイングランドで暮らしたよ、というストーリーになっているのですが、最後のコーラス部分では以下のように歌われていて、Albion（＝イングランド）と恋人への愛を重ね合わせている歌詞が滋味深いです。
So here in my homeland, we never will part
I kept you in mind, never left you behind in my Albion heart
Chris Whileは、3拍子のオーソドックスなサウンドにのせて、ふくよかなヴォーカルをしみじみと聴かせてくれています。
私がなぜこのアルバムを買ったのかはもうよく覚えていないですし、最近は全然聴いていなかったのですが、この曲だけはずっと覚えていて、今回改めて繰り返し聴いて、歌詞もちゃんと読んで、名曲だなあと再確認した次第です。
