Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Alan Parsons 「Jigue」

Alan Parsonsの曲としては珍しいアイリッシュトラッド風メロディの曲。「Jigue」というタイトルからしてそれっぽいですが、アイリッシュダンスのジグではないような・・・。

Alan Parsons Projectを解消して、Parsonsのソロ名義として1993年にリリースされたアルバム Try Anything Once 収録の曲です。タイトル通り、何でも一度はトライしてみようということで、いろんなパターンの曲が入っていて、個人的にはParsonsのソロ名義のアルバムでは一番好きな作品です。

Alan Parsons / Try Anything Once

 

ヴァイオリンが奏でるメインフレーズ(このフレーズ好き)に導かれて、各種楽器が被さってだんだん分厚くなるアンサンブル。最後はサックスソロで締めくくるのですが、もう少し展開があっても面白いかもしれません。

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作曲はParsonsとAlan Parsons Project時代からオーケストラアレンジを手掛けるAndrew Powellによるもの。

ちなみに、アルバム後半には「Jigue」のオーケストラアレンジ版「Re-Jigue」も収録されています。

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「Jigue」「Re-Jigue」ともに、アルバムの中では次の曲の橋渡し的な役割で使用されており、ちょっと物足らない感じがするのは残念なのですが、好きな曲ということで・・・。