Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

キーボードソロがある曲(その11):Emerson Lake & Palmer 「Farewell to Arms」

Emerson Lake & Palmer(ELP)が1992年に再結成して発表したアルバム Black Moon に収録の曲。Keith Emersonのキーボード演奏にはもっと有名なものもありますが、個人的にリアルタイムで初めて聴いたELPの作品ということで(1986年にEmerson Lake & Powell 名義で作品出してますが・・・)。

この時の再結成というのは多分にビジネスライクなものだったようで、外部からプロデューサー(Mark Mancina)を迎え入れ制作されたこのアルバムは、こじんまりとまとまったものとなっていて、復活を懐かしむファン以外にはあまり受け入れられなかったように思います。

Emerson Lake & Palmer / Black Moon

 

この曲「Farewell to Arms」のキーボードソロは終盤部のシンセサイザーソロ。Greg Lakeの重厚なバラードの歌唱が終わった後を受け継いでのEmersonの演奏です。矩形波を加工したようなパイプのような音色にポルタメントを掛けて、ちょっと1970年代を感じさせるサウンドです。すごい演奏テクニックを披露する曲ではないのですが、演奏されるフレーズは十分にEmersonらしさがあると思います。

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