Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

ここ数年で購入したマンガいろいろ

久しぶりに音楽以外のネタです。

マンガはスマホアプリで見れるものも多くて実際お世話にはなっていますが、自分がホントに読みたい作品はアプリで見れないものが多いので、そんなときは本か電子書籍で購入しています。

音楽はサブスクが充実してるのであえてCDを買って所有するというのは少なくなってきているので、最近ではCDよりもマンガを購入しているほうが多いかもしれません。

というわけで、そんな最近購入したマンガを挙げてみます。電子版で買ったものもありますが、とりあえず今回は除外しています。

 

北村みなみ / グッバイ・ハロー・ワールド

イラストレーター、アニメーション作家の北村みなみさんが、雑誌「WEIRD日本版」に連載したSF短編集。ポップでかわいい絵柄ですが、科学技術に根差した未来について描いています。でも本質的なテーマはヒトのココロなのかなと思います。

rn press (2021)

 

坂月さかな / 星旅少年

この作品は、偶然以下の記事を読んで興味が湧いたのでお試しで第1巻を購入してみたら結構面白かったので、先日第2巻も購入しました。

natalie.mu

人類が徐々に滅びていく世界を、「夜」を中心に描いた作品です。表紙絵のように深い青がモノクロの絵柄からもみえてくるよう。まだまだ謎が多くストーリーの序盤のように思えますが、今後の展開に期待しています。

第2巻 (2022) パイ・コミックス

 

市川春子 / 宝石の国

この作品を知ったのは同名のアニメから(アニメは第4巻くらいまでの内容)。人類が絶滅した未来、新たに生まれた無機物質の生命体である「宝石」と魂のみの存在である「月人」との戦いを描いた作品です。現在12巻まで刊行されていてそろそろ完結が近いのですが、主人公の容貌がこれほど変わっていく作品も珍しいです。12巻になっていきなり伏線回収があわただしくなってきているのですが、最終的には主人公フォスの魂が救われることを願っています。

第12巻 (2022) 講談社 アフタヌーンKC 

つくみず / 少女終末旅行

この作品もアニメで知りました。人類が絶滅寸前の世界で、生き残った二人の少女チトとユーリが、繁栄を極めた過去の時代の遺物を辿りながら、出口を探してさまようというお話。全6巻。アニメは第4巻あたりまでで終わっていますが、最後の第6巻、余韻を残したエンディングは非常に納得できるものだと思います。

第6巻 (2018) 新潮社 BUNCH Comics

 

小坂泰之 / 放課後ていぼう日誌

堤防釣り好きなので。あんまりマニアックにならないゆるい感じがいいですね。作者 小坂泰之さんの安定した画力もあって楽しく読めます。現在第9巻まで刊行されています。

第9巻 (2022) 秋田書店 ヤングチャンピオン烈コミックス

芦奈野ひとし / ヨコハマ買い出し紀行

この作品は2006年に完結しているのですが、私が知ったのは2年前。相当出遅れましたが、これは素晴らしい作品と思います。

未来、地球全体で何らかの異変が起こり、徐々に人類が衰退していく世界が舞台。でもその辺の細かい説明は一切明確に語られることなく、描かれるのは三浦半島の岬近くでカフェを営む「ロボット」のアルファさんとその周りの人たちのこと。それぞれの登場人物が時間の流れに身を任せているような明確なストーリーのない作品なのですが、「間」と「風景」で見せる作風が独特の雰囲気を醸し出しています。セリフや説明が少ない分、読者の想像に委ねている部分があって、繰り返し読んでも楽しめます。

最初は電子書籍で購入したのですが、繰り返し手に取って読みたくなったので、今年中古本で全14巻一式そろえてしまいました。

第14巻 (2006) 講談社 アフタヌーンKC 

 

ちなみにこの「ヨコハマ買い出し紀行」ですが、過去2回 OAV としてアニメ作品が制作されています。YouTubeで検索すると視聴できたりするので興味のある方はお試しください。これらOAVのサントラを担当したのは、最初のアニメ作品ではGontiti、2回目はショーロクラブでした。サントラのCDはどちらも廃盤になっていますが、YouTubeでは音源がアップされているようです。

Gontitiのほうが探しやすいですが、ここではショーロクラブのほうを貼っておきます。ちなみに以下の動画で使用されているジャケットはGontitiのほうです。

www.youtube.com