Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Wings 「Silly Love Songs」

Paul McCartneyは1970年代の多くの期間、Wingsというバンドを組んで活動していました。「Paul McCartney & Wings」という名前で呼ばれることも多いですが、「Paul McCartney & Wings」という名義で発表されたアルバムは、1973年にリリースされた Red Rose SpeedwayBand On The Run の2作だけとのことです(Wikipediaによる)。

1976年リリースのWingsのアルバム At The Speed Of Sound ですが、Wikipediaによるとアルバム名が Wings At The Speed Of Sound と記載されています。一方でPaul McCartneyの公式サイトのディスコグラフィによれば、At The Speed Of Sound となっていて紛らわしいですが、ここでは公式サイトの記載を尊重しておきます。(頭にWingsを付けると「音速の翼」という意味になるのでこれはこれでカッコイイのですが・・・)

www.paulmccartney.com

Wings / At The Speed Of Sound

 

このアルバムには、Billboardの1976年の年間シングルランキング1位となったヒット曲「Silly Love Songs(邦題:心のラブ・ソング)」が収録されています。この曲は私が最初に聴いたWingsの曲なのですが、親しみやすいメロディと変化に富んだ曲調、そして曲の長さ(6分弱)もあって、すごいインパクトがあったことを憶えています。

この曲を良く聴くと、コーラス部分の「I Love You~」のメロディの別のメロディを重ねたパートが3か所あって(これを「対位法」というらしい)、これもインパクトの一部だったのかなと今更ながら思っています。

www.youtube.com

ブラスセクションやストリングスも取り入れてゴージャスなアレンジとなっていますが、Paulが演奏するファンキーなベースフレーズもこの曲の魅力の一つですね。