2018年1月から放送されたTVアニメ「宇宙よりも遠い場所」。リアルタイムで観てました。女子高生4人が南極へ行くというオリジナルストーリーという情報しかなかったのですが、声優陣が豪華なことや脚本が「響け！ユーフォニアム」の花田十輝さんというポイントが観てみようと思ったきっかけでした。
第1話の段階ではどんな話になるかもよく分からず、キャラのデザインも結構クセがあったので、最後まで観るような作品になるのかなあと思っていたのですが、第1話のエンディングで流れてきたこの曲に魅了されました。
歌っている4人は、それぞれがソロでアルバムを出してるような声優兼シンガーということもあるのですが、楽曲自体が素晴らしいです。作詞・作曲はヒゲドライバーさん、編曲は彼のバンド、ヒゲドライVANによるもの。奇をてらったところのない王道のポップロックサウンドがこのアニメ作品にはぴったりだったと思います。オープニング曲の「The Girls Are Alright!」も悪くは無いのですが、こちらのほうが実質上の主題歌でしょう。
最初の数話は、この曲を聴くためにこの作品を観ていたといってもおかしくないくらいツボにはまった曲です。
ちなみにこの作品のBD/DVDには、この曲のソロバージョンが付録となっているようで、このソロバージョンをひとまとめにした動画がYouTubeにありましたので、こちらもご参考までに。
こうして聴くとそれぞれが役柄に寄せた歌い方をしているのがわかって面白いです。
ソロバージョンを聴くと、水瀬いのりさんだけフレーズの語尾を跳ね上げる歌い方（ヒ―カップ唱法というらしいです）をしています。この歌い方、アニソンではよく使われますが、これの多用は個人的にはあんまり好きではないです。でもこの曲での水瀬さんの歌ではほどほどの使い方になっているので、シングルバージョンとして聴いたときには効果的なアクセントなっているように感じます。
