Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Enigma 「Sadeness Part 1」

ドイツのミュージシャン/プロデューサー Michael Cretu のソロプロジェクトEnigmaのデビューシングル。グラウンドビートに乗せたグレゴリオ聖歌という斬新なミックスチャーが受けて世界的ヒットになりました。

Wikipediaによれば、イギリスと日本では「Sadness」(サッドネス=悲しみ)というタイトルでシングルリリースされたとのことですが、原題は「Sadeness」(サドネス=サド的なもの)となっていてセクシャルな題材をサウンドとヴォイスで表現したものとなっています。この曲で聴ける女性ヴォイスは元アラベスクのSandraで、当時はCretuのパートナーでした。

この曲の特徴は、前述のグラウンドビートとグレゴリオ聖歌(どちらもサンプリング音源)とSandraのミステリアスなヴォイスなのですが、メロディーを奏でる尺八によく似た音色(こちらもおそらくサンプリング音源)のシンセも印象的です。この音色でなければこの曲の魅力もかなりスポイルされていたのではないかと思っています。

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こちらはヴィデオクリップ

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アルバム MCMXC a.D. (ローマ数字で西暦1990年という意味)に収録されたヴァージョンは、「Principles of Lust」という組曲形式のトラックの一部として配置されています。終盤、「Sadeness」がリプライズされる手前の、9:10あたりから始まる短いピアノのフレーズが個人的にはなぜか気に入っています。

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Enigma / MCMXC a.D.