Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

最近聴いている曲など(2026年7月 その1)

ひさかたぶりです。

だいぶ期間が空きましたが、まずは最近聴いているものから…。ちょっと長くなりそうなので2回に分けます。

 

■ she's green 「close your eyes」
アメリカ ミネアポリスのシューゲイズバンド she's green の新作EP swallowtail 収録の曲。深いリヴァーブが掛かったサウンドの中をたゆたうような Zofia Smith のヴォーカルが魅力的です。

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she's green / swallowtail

 

■ Ghostly Kisses 「Ordinary, Extraordinary」
カナダの二人組ユニット Ghostly Kisses の新曲。彼らならではの情感溢れるスローチューンが耳に心地いいです。

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ピアノとのデュオバージョンもアップされています。こちらも素敵な仕上り。

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8月には新作アルバムがリリース予定とのこと。

 

■ Attic Ocean 「Sun」
こちらはドイツ デュッセルドルフ出身のシューゲイズバンド Attic Oceanの新作EP I promise I'll try everyday からの1曲。前作EP Retriever 収録の「Lilies And Sea」のMVと同様に日本人スタッフによるMVが素敵です。

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ここからはベテランアーティスト2組。

■ Steve Hackett & Steve Rothery 「The Black Sea」
元GenesisのSteve HackettとMarillionのSteve Rotheryの二人のギタリストによるインスト曲。8月にリリース予定のアルバム The Roaring Waves に収録されるようです。ちょっとダークな雰囲気のインストですが、二人ともお気に入りのギタリストなのでアルバムは是非とも聴いてみたいです。

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■ Asia 「The Traveller (Into The Light)」
最後はまさかのAsiaの新曲。昨年再結成したことは以前記事にしましたが、新作アルバム Indigo を11月にリリースするそうです。オリジナルメンバーはキーボードの Geoff Downes のみですが、ヴォ―カル/ベースとして起用された Harry Whitley の声質が Jon Wetton の声に非常に近く、違和感なく聴けます。アルバムとしてどれくらいクオリティがあるのかは今のところ分かりませんが、少なくともこの曲は往年のエイジアサウンドを踏襲しています。 

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キーボードソロがある曲(その35):Steve Winwood 「While You See A Chance」

Steve Winwood の1981年のヒット曲「While You See A Chance」。Winwwodは1986年にリリースのアルバム Back In The High Life が世界的大ヒットとなって一躍脚光を浴びるのですが、この曲はその2作前のアルバム Arc of A Diver に収録された曲です。

私が洋楽を本格的に聴き始めたのは1980年前後で、いろいろな洋楽の曲を聴いて刺激を受けていたわけですが、この曲は特に印象深かったです。この曲の特徴はなんといってもシンセ(ミニモーグ)によるリードサウンドで、このサウンドでこんなポップな曲が作れるんだというのが当時の個人的な印象でした。楽器をすべてWinwood自身が演奏していることも含め、実際のところ当時の洋楽シーンの中でも異色だったんだろうなあと今は思っています。

 

この曲、イントロからシンセサウンドが全面的にフィーチャーされているのですが、ソロという意味では、下の動画では3分26秒頃から始まる約20秒ほどの間奏部分となります。ベンドとモジュレーションホイールを使った人間味あるサウンドが素晴らしいです。

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こちらはヴィデオクリップ。よくわからない演出で、ソロの部分の演奏シーンが見れませんね・・・。

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Steve Winwood / Arc of A Diver

Donna Lewis 「I Love You Always Forever」 (1996)

30年前の1996年に世界的なヒットとなった、イギリスのシンガーソングライター Donna Lewis のデビューシングル 「I Love You Always Forever」。全米No.1ヒットだと思っていたのですが、ビルボードの全米シングルチャートでは最高位2位を9週間キープするにとどまったようです。(その時1位だったのは「マカレナ」でした)

 

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Donna Lewisの歌は、そのルックスからは想像しにくいキュートな声質で、それがこの曲のヒットの一因でもあると思うのですが、個人的にはこの曲の魅力は、曲中で延々とループするシンプルだけど印象的なフレーズだと思っています。こういうパターンの曲は、ABBAの「The Winner Takes It All」やブルース・スプリングスティーンの「Born In The USA」などで見受けられますが、ヒットした曲は数少ないんじゃないかと思います。そういった意味でもこの曲はちょっと特別な曲じゃないかと思っています。

曲中のブリッジ部で、ピアノがフィーチャーされているのもアクセントになっています。

私がDonna Lewisの作品を初めて聴いたのは、実は2nd アルバム Blue Planet からで、デビュー作よりはアーティスティックな色合いが濃い作風となっていて、こちらの方が好みだったりするのですが、これ以降大きなヒットには恵まれなかったようですね。

こちらはヴィデオクリップ。

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アルバム Now In A Minute に収録されています。

Donna Lewis / Now In A Minute

Peter Gabriel 「Red Rain」 (1986)

40年前の1986年の頃はほぼ洋楽しか聴いていなかったのですが、この年はGenesisのメンバーの活躍が一際目立った印象があります。

Genesis本体だけでなく、旧メンバーだったSteve HackettはSteve HoweとGTRというバンドを結成し、エイジアに近いポップなスタイルのロックのアルバムを発表したのも1986年、そしてまさかの Peter Gabriel のアルバム So が世界的ヒットとなったのもこの年でした。

「まさか」というのは、1982年リリースの前作のスタジオ録音アルバムと翌年発表されたライブアルバムのジャケットが、これだったので・・・

 

この4年間にどういう心境の変化があったのかは計り知れませんが、前作から大幅に導入したフェアライトCMIのサウンド作りを進化させ、前々作からアプローチをしていたアフリカ音楽の要素を咀嚼して、ようやくリアルワールドに降り立った印象のするアルバムです。

Peter Gabriel / So

 

またGabrielは、アルバム So 制作までに、Genesis時代のバンドメンバーだったPhil Collinsが1985年に放った大ヒットアルバム No Jacket Required 収録曲「Take Me Home」でバッキング・ヴォーカルを務めたりしていたので、少なからず Phil Collins の作品がヒットしたことに刺激を受けていたんではないかと思われます。

こちらがPhil Collins の「Take Me Home」。

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Peter Gabriel のアルバム So からは、モーションピクチャーアニメを使ったヴィデオクリップが有名な「Sledgehammer」や「Big Time」がヒットしましたが、これらはR&Bやファンクの要素を取り込んだことがヒットの要因だったと思います。

でも私がこのアルバムで一番好きな曲はこの「Red Rain」。クレジットを見ると、Jerry Marrotaがドラムを、The PoliceStewart Copelandハイハットを叩いていて、さらに当時プロデューサーとしてTears For Fears の作品に貢献した Chris Hughsがリンドラムのプログラミングを担当しているようで、パーカッシブなサウンドが印象的(タイトルの「赤い雨」が降り注ぐ様子をこのサウンドが象徴しているようです)。Gabrielらしいシリアスな歌詞と哀愁に富んだメロディも素晴らしいです。

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Manfred Mann's Earth Band 「Blinded By The Light」 (1976)

今年は2026年ということで、今年でキリのいい「〇〇周年」を迎える曲について書いてみようかなと思っています。

 

今回は今年で50周年となるこの曲を。Manfred Mann's Earth Band の「Blinded By The Light」(邦題:光に目もくらみ)。ブルース・スプリングスティーンのオリジナルを大幅にアレンジしたカバー曲で、Manfred Mann's Earth Band (以下、MMEB)の最大のヒット曲です。バンドの1976年のアルバム The Roaring Silence に収録されています。

Manfred Mann’s Earth Band / The Roaring Silence

 

まずは、スプリングスティーンのオリジナルから(邦題は「光目もくらみ」)。彼の1973年のデビュー作 Greetings From Asbury Park, N.J. の1曲目に収録され、シングルでもリリースされたそうです (私はMMEBのバージョンを聴いたのが先で、このオリジナルを聴いたのはずっと後のことでした)。泥臭いロックを下地に矢継ぎ早に繰り出さる歌詞が印象的です。

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この曲をアメリカ進出をもくろんでいたMMEBがカバーしたバージョン。バンドの全盛期でリードヴォーカルを務めた Chris Thompson はこの曲が収録されたアルバムから参加しています。まずはシングルバージョンで。

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スプリングスティーンのバージョンから一変し、キーボード主体に洗練されたアレンジのロックナンバーに。歌のヴァースとコーラスの間で聴けるギターフレーズからモジュレーションを効かせたミニモーグが唸りをあげる部分がめっちゃカッコいいです。

イントロから印象的なエレピの連打フレーズは、バンドリーダーでキーボード奏者のManfred Mannがスーパートランプの「Dreamer」を聴いてインスパイアされたとのこと(from Wikipedia)。そういえば確かに似ています。

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アルバム収録バージョンはシングルよりも3分以上長くなっています。Chris Thompsonと同じくこのアルバムからバンドに参加した Deve Frett によるギターソロが間奏部にフィーチャーされていて、7分超えの演奏時間になるのですが、長さを感じさせないバラエティに富んだ展開が素晴らしい。個人的にはこのアルバムバージョンの方が好きです。

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アルバムの他の収録曲もクラシック音楽の感触もある美しくて分かりやすいメロディが詰め込まれた曲が多いです。

 

YouTubeで観れる1977年のライブ演奏も貼っておきます。

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2025年に観たアニメとアニソンなど

2025年に放送・配信されたアニメで全話観た作品は13作品で、こんな感じでした。

  • 全修。
  • 空色ユーティリティ
  • 魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~
  • アポカリプスホテル
  • ざつ旅-That's Journey-
  • 日々は過ぎれど飯うまし
  • ボールパークでつかまえて!
  • mono
  • 雨と君と
  • 銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
  • フードコートで、また明日。
  • 笑顔のたえない職場です。
  • 終末ツーリング

個人的にバトル系と異世界系の作品は観ないのでこんなラインナップかと。「全修。」は例外なのですが、これは主人公がアニメーターという設定だったから。そういえば、上記の作品ではマンガ家が登場するものが3作品(「ざつ旅」、「mono」、「笑顔のたえない職場です。」)もあって、2024年の劇場版アニメ「ルックバック」も昨年配信で観たし、前回の記事で書いた「これ描いて死ね」も漫画がテーマのマンガなので、自分はそういうのに興味があるんだなと改めて実感しました。

 

上記作品のテーマ曲については過去の記事でも多く書いたのですが、OP/EDアニメーションとして印象に残っているのはこの3作。いずれも「メインキャラが踊っている」動画です。

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もう一つ紹介するのはテーマ曲ではないのですが、「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」のPVで使用されていた曲で、本編では第1話の冒頭でイントロのみ使用されていました。MindaRynの「Altair and Vega」。

動画は直接貼れないようなのでURLのみで。

https://www.youtube.com/watch?v=6vK8A3npElM

音源はこちら。

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この曲、ベースラインに聞き覚えがあるなと思っていたら、シェリル・リンの1978年のヒット曲「Got to Be Real」をパクオマージュしたものとなっているみたいですね。

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2025年に読んだマンガ

昨年末にも同じようなブログを書いたので、今年も同様に。

これは昨年分。

moonshineplus.hatenablog.com

 

まず、継続購読中(本で購入した)のもの。

■ 岩宗治生 「ウスズミの果て 4」

■ 毛塚了一郎 「音盤紀行 3」

■ 小坂泰之 「放課後ていぼう日誌 14」

ていぼうはちょっと惰性になりつつある・・・

 

昨年の記事でメインに取り上げたのが八木ナガハルさんのSF連作シリーズ。今年完結版といえる作品集が発売されたのでもちろん購入。

八木ナガハル 「旅路の果て」

「氷の惑星編」は、メインキャラの涼子と美由、そしてナゾの少女プシケと無限工作社による時空が交錯した舞台で展開されるストーリーなのですが、今回も行間を読むことが要求される構成で、理解が難しく何度も読み返すことに・・・。でもこういうエンタメに寄せない作品があってもいいなと思います。

 

さて、今年個人的にハマったマンガといえばこれです。

とよ田みのる 「これ描いて死ね」

2023年のマンガ大賞を受賞したことは知っていて興味があった作品。ちょうど別のマンガが読みたくて小学館のアプリをインストールしたので、試しに一度読んでみたら、「これは本で買わないとアカン!」と思い大人買いしてしまいました(一部中古本ありですが)。現在8巻まで刊行されていて、連載はまだ続いています。

マンガを描くという創作行為について、主人公の安海相をはじめとする高校の漫画研究会のメンバー達の物語と、各巻末に収録されている「ロストワールド」というタイトルの漫研の顧問の先生(手島零)が過去に漫画家として経験した創作の喜びと挫折の物語が絶妙なバランスで配置されている構成が見事です。

この作品自体はメガヒットになるようなタイプではないと思うのですが、個人的には、作品の中でマンガの創作について語られる部分もあって、強く同感しながら読んでいます。あと、ストーリーの中で、創作同人作品の出展会であるコミティアの様子も描かれていて、これもなかなか興味深いです。(上記の八木ナガハルさんの作品もコミティアで出展したものですね)

 

ちなみに「これ描いて死ね」は、来年アニメ化されるそうで、これにも期待しています。