Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Mike Oldfield アルバム紹介 その23:Light + Shade

Warner Music Spainとの契約が終了した後、しばらくレコード会社との契約が取れなかった Mike Oldfield ですが、Universal Music 傘下のMercury Records に移籍することとなり制作された初めてのアルバムが、2005年にCD2枚組でリリースされた Light + Shade …

GYARI「ボーカロイドたちがただ叫ぶだけ」

最近のボカロ曲は正直あまり詳しくないのですが、ちょっと古いですがこの曲は好きでした。GYARI(ココアシガレットP)さんの「ボーカロイドたちがただ叫ぶだけ」。2016年に投稿された曲で「ボーカロイドたちがただ・・・」シリーズの3作目でした(たぶん)。…

ゆうゆ feat. ケムリクサ 「INDETERMINATE UNIVERSE」

最近はアニメのOPやED曲をボカロPさんが担当することが増えていますよね。でも歌そのものをボーカロイドだけが歌うというケースは数少ないです。これにはいろいろと大人の事情が絡んでいるためだと思いますが、そんな数少ないボーカロイドが歌っている曲の一…

YURiKA 「Shiny Ray」

2017年放送のTVアニメ「リトルウィッチアカデミア」は、ストーリーの途中から見始めたのですが、このテーマ曲が気に入ってしまい、その後でアニメ自体にもハマった作品です。第1クールのオープニング曲「Shiny Ray」。 歌っているのは、この曲がデビュー作だ…

水瀬いのり・花澤香菜・井口裕香・早見沙織「ここから、ここから」

2018年1月から放送されたTVアニメ「宇宙よりも遠い場所」。リアルタイムで観てました。女子高生4人が南極へ行くというオリジナルストーリーという情報しかなかったのですが、声優陣が豪華なことや脚本が「響け!ユーフォニアム」の花田十輝さんというポイン…

効果音が印象的な曲いろいろ

今回は、効果音が印象的な曲をいくつか取り上げてみました。ここでいう「効果音」とは、シンセで合成したような抽象的な音ではなく、現実に存在する音に限定します。もちろんそのような効果音が使用されている曲は数多くあるので、あくまで私が知っているご…

キーボードソロがある曲(その16):The Moody Blues 「Going Nowhere」

The Moody Blues の1983年のアルバム The Present に収録された曲で、シングルカットされた曲「Sitting At The Wheel」のB面にカップリングされました(US盤)。 この時期のバンドのキーボード奏者は前作から加入した Patric Moraz。Morazは1970年代には Ref…

Billy Joel 「Just The Way You Are」

1977年に発表された Billy Joel のアルバム The Stranger は、世界的なヒット作となりました。日本でも1978年にタイトル曲がソニーのCM曲として使用され、多くの人に Billy Joel の名前を知らしめることとなりました。本国アメリカでは「Just The Way You Ar…

10cc 「I’m Not In Love」

10ccといえばこの曲ですよね「I’m Not In Love」。1975年のアルバム The Original Soundtrack に収録された彼らの代表曲で、私も大好きな曲です。 この曲の特徴といえば全体を覆いつくすようなヴォイスとコーラスというのは誰もが認めるところだと思います。…

Mike Oldfield アルバム紹介 その22.5(番外編):アルバム未収録曲から(Warner Music時代)

Warner Music 在籍時代、つまり Tubular Bells II (1992) から Tubular Bells 2003 (2003)までの期間のオリジナルアルバム未収録曲です。この時期リリースされたシングルには、多くのリミックスバージョンが収録されましたが、それらはOldfieldファンが求め…

The Alan Parsons Project 「Games People Play」

The Alan Parsons Project(以下、APP)の1980年のアルバム The Turn of A Friendly Card (邦題:運命の切り札)収録の曲、シングルとしてもリリースされて全米ではそこそこのヒットになったと記憶しています。 この曲のポイントは何といってもイントロから…

DTMの記憶を辿る-その4

前回からだいぶ間が空きました。どこまで書いたか忘れちゃいましたね。 moonshineplus.hatenablog.com まずハードウェアから。音源はRoland SC-88Pro以降は購入していないので、鍵盤だけです。 前回書き忘れましたが、1996年ごろ(?)にKORGのシンセ X5Dを…

池田彩 「Alright! ハートキャッチプリキュア!」

唐突ですが、今年はプリキュアシリーズが20作目のアニバーサリーシーズンだそうです。現在、過去作品のテーマソングがサブスクで聴けるようになっていますね。 こどもが小さいときは日曜日の朝に毎週のように一緒に観てたので、記憶に残っているのは2009年か…

Solas 「I Will Remember You」

Solas はアメリカで結成されたアイリッシュフォークバンド。1996年にデビューアルバムを発表して以降、トラッド曲とコンテンポラリーなオリジナル曲をブレンドした作品を作ってきましたが、2016年のアルバムを最後に活動を休止したようです。 2000年にリリー…

遊佐未森 「I'll remember」

遊佐未森さんの作品にはケルティックな香りがする曲が多くあります。遊佐さんの場合、1990年代の作品の多くでケルトミュージックに接近した作品作りをしてきているので、ケルティックな要素が自己の音楽性の一部として身についている感もありますが、ちょう…

立山秋航 「キャンプ場のテーマ~本栖湖~」

2018年のTVアニメ「ゆるキャン△」のBGMも、ティンホイッスルの音色が印象的でした。 立山秋航 / ゆるキャン△ オリジナル・サウンドトラック 「ゆるキャン△」のBGMは、全般的にはカントリー色が強いと思うのですが、ティンホイッスルの音がメロディ楽器として…

The Corrs 「Dreams」

ちょっと間が空きましたが、前回の記事でティンホイッスルというワードを出したので、ティンホイッスルがフィーチャ―されているポップソングを。 以前、The Corrsについては1st アルバム収録曲を紹介しました。 moonshineplus.hatenablog.com Corrsは、基本…

【CD買いました】u-full / 観星塔

CDなどのメディアを買うことはもう年間数枚になっていますが、サブスクで聴けないだとか、クレジットをじっくり見たいだとか、そのアーティストを応援したいなどの理由がCDを購入する動機となっています。そういうわけでこれからは、CDを購入したときにはブ…

Mike Oldfield アルバム紹介 その22:Tubular Bells 2003

2003年はMike Oldfieldのデビュー作 Tubular Bells がリリースされてからちょうど30年目という年でした。これを記念して「Tubular Bells のリメイクバージョン」として制作されたのが、このアルバム Tubular Bells 2003 です。 Mike Oldfield / Tubular Bell…

Styx 「Blue Collar Man (Long Nights)」

「音街レコード」の記事を書いて以来、懐メロモード(といっても1970年代後半ばかりですが・・・)が続いていますが、今回で一旦区切りをつけようと思います。 私がStyxの曲でアルバム全体として聴いているのは、Cornerstone、Paradise Theater と、Kilroy W…

キーボードソロがある曲(その15):Led Zeppelin 「All My Love」

Led Zeppelin の1979年のアルバム In Through The Out Door は、前作のスタジオアルバム Presence から3年以上のブランクを置いて発表された作品で、リリース直後に ドラマーのJohn Bonham の急死により実質上のラストアルバムとなりました。 このアルバムに…

Gerry Rafferty 「Baker Street」

もう一つ 1978年の曲から。 1978年といえば、アメリカでは映画「サタデー・ナイト・フィーバー」がヒットして、サウンドトラックを担当したビージーズのシングル曲が大ヒットした年でした。さらには、ビージーズのギブ3兄弟の弟であるアンディー・ギブの曲も…

Bob Welch 「Ebony Eyes」

この曲がシングルとしてヒットしたのは1978年のことなので、私が洋楽にハマる以前の時期の曲。でも、ラジオのCMでやたらこの曲がプッシュされていたのを憶えています。というか流れてくるこの曲のインパクトが強かったのでここまで記憶に残っている気も。 Bo…

毛塚了一郎 作品集「音街レコード A面」

昨年、「音盤紀行」というレコードをテーマにしたマンガが話題に(一部で?)なりました。作者は毛塚了一郎さん。「音盤紀行」が商業誌でのデビュー作だったそうです。その毛塚了一郎さんの自主制作時代の作品集が新たに「音街レコード」として出版されまし…

1980年代のサンプリング機能付きポータブルキーボード

ポータブルキーボードとは、家電量販店などでも販売されているキーボード(楽器)のことなのですが、メーカーとしてはYAMAHAとCASIOが有名ですよね。 1980年代のサンプリングのブームは、ポータブルキーボードの世界にも及んできていて、1985年にYAMAHAが、1…

Lindsey Buckingham 「Go Insane」

1970年代中頃からFleetwood Mac に加入し、シンガー兼ソングライターとしてバンドを牽引していった Lindsey Buckingham が1984年にリリースしたソロアルバム Go Insane は、ポップだけど実験的な音作りが刺激的だった作品でした。 ギターの名手としても知ら…

Orchestral Manoeuvres in The Dark / Dazzle Ships

Orchestral Manoeuvres in The Dark(OMD)の1983年のアルバム Dazzle Ships のことは以前少しだけ取り上げました。 moonshineplus.hatenablog.com このアルバム Dazzle Ships は、ラジオ放送や時報その他SEを大胆に導入して、曲に組み込んだり、コラージュ…

Mike Oldfield アルバム紹介 その21:Tres Lunas

Mike Oldfield / Tres Lunas 2002年にリリースされたアルバム Tres Lunas 。前作 The Millennium Bell でWarner Music UKとの契約が終了した Mike Oldfield が新たに契約したのは Warner Music Spain でした。何でスペイン?という気がしますが、この時期Old…

Procol Harum 「Pilgrims Progress」

Procol Harum の1969年発表のサードアルバム A Salty Dog 収録の曲。 Procol HarumのメインライターはGary Brookerなのですが、このアルバムではメンバーのオルガン奏者のMatthew Fisherとギター奏者のRobin Trowerが作曲に関わっている曲が多く、特にアルバ…

Magenta 「Arrival」

Magenta は1999年に結成され現在も活動しているイギリスのロックバンド。Magentaのサウンドは1970年代のブリティッシュプログレのフレーズを前面に押し出したもので、Genesis、Yes、Renaissanceらの影響を強く受けています。私は彼らのアルバムは2006年の Ho…