Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

1970s

効果音が印象的な曲いろいろ

今回は、効果音が印象的な曲をいくつか取り上げてみました。ここでいう「効果音」とは、シンセで合成したような抽象的な音ではなく、現実に存在する音に限定します。もちろんそのような効果音が使用されている曲は数多くあるので、あくまで私が知っているご…

Billy Joel 「Just The Way You Are」

1977年に発表された Billy Joel のアルバム The Stranger は、世界的なヒット作となりました。日本でも1978年にタイトル曲がソニーのCM曲として使用され、多くの人に Billy Joel の名前を知らしめることとなりました。本国アメリカでは「Just The Way You Ar…

10cc 「I’m Not In Love」

10ccといえばこの曲ですよね「I’m Not In Love」。1975年のアルバム The Original Soundtrack に収録された彼らの代表曲で、私も大好きな曲です。 この曲の特徴といえば全体を覆いつくすようなヴォイスとコーラスというのは誰もが認めるところだと思います。…

Styx 「Blue Collar Man (Long Nights)」

「音街レコード」の記事を書いて以来、懐メロモード(といっても1970年代後半ばかりですが・・・)が続いていますが、今回で一旦区切りをつけようと思います。 私がStyxの曲でアルバム全体として聴いているのは、Cornerstone、Paradise Theater と、Kilroy W…

キーボードソロがある曲(その15):Led Zeppelin 「All My Love」

Led Zeppelin の1979年のアルバム In Through The Out Door は、前作のスタジオアルバム Presence から3年以上のブランクを置いて発表された作品で、リリース直後に ドラマーのJohn Bonham の急死により実質上のラストアルバムとなりました。 このアルバムに…

Gerry Rafferty 「Baker Street」

もう一つ 1978年の曲から。 1978年といえば、アメリカでは映画「サタデー・ナイト・フィーバー」がヒットして、サウンドトラックを担当したビージーズのシングル曲が大ヒットした年でした。さらには、ビージーズのギブ3兄弟の弟であるアンディー・ギブの曲も…

Bob Welch 「Ebony Eyes」

この曲がシングルとしてヒットしたのは1978年のことなので、私が洋楽にハマる以前の時期の曲。でも、ラジオのCMでやたらこの曲がプッシュされていたのを憶えています。というか流れてくるこの曲のインパクトが強かったのでここまで記憶に残っている気も。 Bo…

ファンファーレ風シンセで始まる曲いろいろ

今回は「キーボードソロがある曲」シリーズの特別版ということで、ファンファーレ風、というか派手なブラス系シンセサウンドのイントロの曲を思いつくままに選んでみました。 まずは有名なものから。Europeの 1986年のアルバム The Final Countdown のタイト…

Wings 「Silly Love Songs」

Paul McCartneyは1970年代の多くの期間、Wingsというバンドを組んで活動していました。「Paul McCartney & Wings」という名前で呼ばれることも多いですが、「Paul McCartney & Wings」という名義で発表されたアルバムは、1973年にリリースされた Red Rose Sp…

Barclay James Harvest 「Berlin」

Barclay James Harvest(以下BJH)は、「ベルリンの壁」が取り壊される前の1987年に、西側のロックバンドとして初めて、ベルリンの壁の東側でライブコンサートを実施したバンドとして知られています。 BJHはさらに7年前の1980年にも西ベルリンでフリーコンサ…

Al Stewart 「Time Passages」

イギリス出身のシンガーソングライター Al Stewart の1978年のアルバム Time Passages のタイトルトラック。この曲はアメリカのBillboardのシングルランキングで最高7位まで達したヒット曲です。同じくBillboardのアダルト・コンテンポラリーのチャートでは1…

America 「Ventura Highway」

このブログのカテゴリーで「音楽」を3つの地域で分けています。だいたい分かるとは思うのですが念のため説明しておくと、 NA/EU:北米とヨーロッパJP:日本HK/TW/KR:香港と台湾と韓国 かなりざっくりな分類ですが、NA/EUとしているのは、曲やアーティストを…

Steve Hackett 「Hoping Love Will Last」

Genesisのアルバム Wind and Wuthering リリース後、バンドを脱退したギタリストの Steve Hackett が翌年 1978年に発表したソロアルバム Please Don't Touch ! は、ゲストヴォーカリストとして、KansasのSteve Walsh、Richie Havens、Randy Crawford といっ…

Genesis 「Your Own Special Way」

Genesisの1977年のアルバム Wind And Wuthering に収録された曲の中で一番フツウの曲がこの「Your Own Special Way」。作曲はMike Rutherford。フツウというのは言い方が悪いかもしれませんが、Tony Banksのシンフォニックなカラーが支配的なこのアルバムの…

Steeleye Span 「All Around My Hat」

Steeleye Spanは、Fairport Convention のベース奏者であったAshley Hutchingsが中心となって結成されたフォークロックバンドで、Hutchingsは初期の数作のアルバム発表後脱退してしまいますが、バンド自体はその後も活動を継続していて、現在もヴォーカルのM…

Foreigner 「Head Games」

Foreignerの1979年の3rdアルバム Head Games のタイトル曲。 Foreignerは、1stと2ndアルバムが全米でヒットして、このアルバムもヒットはしたものの、セールス的には前2作には及ばなかったようで、バンドの人気に少し翳りが出てきた時期です。 このころから…

Supertramp 「Take The Long Way Home」

1979年に世界的大ヒットを記録したSupertrampのアルバム Breakfast in America に収録された曲で、シングルカットもされてヒットしました。私が初めて買った輸入盤のLPレコードが実はこれなんです。 Supertramp / Breakfast in America Supertrampの全盛期と…

Procol Harum 「Whaling Stories」

Procol Harum 1970年発表のアルバム Home。私がこのアルバムを買ったのは1981年のことです。 Procol Harum / Home このアルバムを買うきっかけとなったのが、この曲「Whaling Stories」。確かNHK-FMのクロスオーバーイレブンで放送されたのを聴いたのが最初…

Veronique Sanson 「Amoureuse」

その昔、大阪のよみうりテレビで深夜に「CINEMAだいすき」という映画を放送する枠がありました。不定期で毎回シリーズが組まれて、数本の映画を毎週一作ずつ放送するというものだったと思います。その中で(たぶん1980年代後半だと思うのですが)フランス映…

I Pooh 「Parsifal」

そういえばイタリアのポップミュージックって、私はこの I Pooh しか聴いたことないんですね。おまけにこのバンドにしても初期の作品しか聴いたことがないので、語るべきネタがあまり無いのですが、今回取り上げる1973年のアルバム Parsifal のタイトル曲「P…

Camel 「Ice」

1979年のCamelのアルバム I Can See Your House From Here 収録のインストナンバー。Andrew Latimerならではの叙情的で感情のこもったギターが堪能できる曲です。 Camel / I Can See Your House From Here 1979年なのでアルバムリリースはもちろんアナログ盤…

キーボードソロがある曲(その10):Genesis 「Follow You Follow Me」

1978年のGenesisのアルバム ... And Then There Were Three ... からシングルヒットにもなった曲です。 www.youtube.com 前作 Wind & Wuthering を最後にギタリストのSteve Hackettが抜け、Tony Banks、Phil Collins、Mike Rutherfordの3人体制となったGenes…

Yes 「Wonderous Stories」

YesのアルバムジャケットといえばRoger Deanのイラスト、と言っていいくらいYesとRoger Deanの親和性は強いのですが、一時期、1977年のアルバム Going For The One と1978年の Tormato のアルバムジャケットは Hipgnosis によるデザインを採用していました。…

Neil Young 「Like A Hurricane」

Neil Young の名曲として知られる「Like A Hurricane」は、Neil Youngの1977年のアルバム American Stars 'n Bars にスタジオ録音版が収録されています。その後のライブアルバム Live Rust や Weld などでの迫力のある演奏に比べるとややおとなしい感じがし…

Led Zeppelin 「The Rain Song」

過去の記事でも曲に使用されているときは名前を挙げていたんですけど、メロトロンの音色が好きです。 メロトロンがどんな楽器かというのはWikipediaに詳しく解説されていますので、こちらをご覧いただくとして・・・ ja.wikipedia.org メロトロンの単体の音…

The Moody Blues 「Nights in White Satin」

前回に引き続き1972年のヒット曲の話です。 この年のBillboardシングル年間チャートの32位にこの曲「Nights in White Satin」(邦題「サテンの夜」)が入っています。Billboard Hot 100の週間チャートでは最高位2位にランクされましたが、この曲は1967年のア…

Don McLean 「American Pie」

以前も書きましたが、私が知っている1979年以前の洋楽の多くは後追いで知ったものです。後追いの仕方としては、気に入ったバンド、アーティストの過去の作品を聴くというのが最も多いのですが、この曲は、1979年の年末(?)に、ラジオ番組の「全米 Top 40」で…

King Crimson 「Sailor’s Tale」

King Crimsonのインスト曲というのは、「Red」や「Larks' Tongues in Aspic, Part II」のようなしっかり構築された曲は好きなのですが、インプロヴィゼーション(即興演奏)がかっているものについては正直なところ私は苦手です。でもこの曲は、即興っぽい部…

キーボードソロがある曲(その8):Renaissance 「Ocean Gypsy」

Renaissanceの作品の中では、名作として呼び声が高い1975年のアルバム Scheherazade and Other Stories 収録の曲「Ocesn Gypsy」。個人的にも好きな曲です。 Renaissance / Scheherazade and Other Stories このアルバムをリリースした時期がRenaissanceの全…

キーボードソロがある曲(その7):Godiego 「銀河鉄道999」

Godiego(ゴダイゴ)は1980年前後の時期に日本で大人気でした。「ガンダーラ」でブレイクしてしばらくはTVの歌番組の常連だったと記憶しています。バンドのキーボード担当はリーダーのミッキー吉野さん。ゴダイゴの曲の編曲のほとんどを手掛けています。 こ…