イギリス出身のシンガーソングライター Cat Stevens の代表曲「Morning Has Broken（邦題：雨にぬれた朝）」。この曲の原曲は1930年代に作られた讃美歌で、Cat Stevensがアレンジを加えて1971年リリースの自身のアルバム Teaser and The Firecat に収録し、翌年シングルとしても発表してビルボードのシングルチャートで6位を獲得したヒット曲となりました。
Cat Stevens / Teaser and the Firecat
讃美歌らしい美しいメロディとシンプルな歌詞が印象的な曲です。
私はこの曲をリアルタイムで聴くことはなかったはずですが、ヒット曲だけあって時々ラジオで耳にすることがあったのでいつしかお気に入りの曲になったのだと思います。この曲で特に印象的だったのがイントロや間奏で聴くことができるピアノで、これがリック・ウェイクマンによるものだということを知ったのは比較的最近のことなのですが、これを知ったときに「あーなるほど！」と合点がいったことを覚えています。
こちらはリック・ウェイクマンのピアノ演奏による「Morning Has Broken」。ウェイクマンならではのきらびやかなフレーズが美しいです。
ところで、この曲が収録されたアルバム Teaser and The Firecat は、Stevens自身が描いた同名の絵本が元になっていて、アルバムのカバーイラストもStevensによるものです（左が Tearserで右がFirecat）。YouTubeにはこの絵本を朗読している動画が投稿されていますので、併せてご紹介しておきます（私も初めて観ました）。
