Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

2025-01-01から1年間の記事一覧

イノトモ 「愛のコロッケ」

イノトモさんの作品で最初に聴いたアルバムは2000年に発表された やさしい手。でした。当時私が良く閲覧していたウェブサイトの管理人さんがイノトモさんを推していたのがきっかけだったように記憶しています。 このアルバムはホームレコーディングをベース…

ハンバート ハンバート 「夜明け」

ハンバート ハンバートは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんによるフォークデュオ。デビューアルバム for hundreds of children は2001年のリリースの作品。私はたまたまCDショップでこのアルバムに出会って、その後数枚のアルバムCDを聴いたことがあったのですが…

キーボードソロがある曲(その33):鈴木祥子 「あたらしい愛の詩」

シンガーソングライター 鈴木祥子さんの1999年リリースのアルバム あたらしい愛の詩 。このアルバムはストーリー仕立ての構成となっていて、恋の成就から破局、孤独そして新たな旅立ちを12曲のピースにしてまとめ上げているのですが、全体的にアメリカンロッ…

asterisk 「約束の花」

元ZABADAKの上野洋子さんのソロプロジェクト asterisk。ZABADAK脱退後は、ヴォイスのみで作った実験的な音楽や、ゲーム音楽、吉野裕司さんによる民族音楽と女声ヴォーカルのプロジェクト Vita Nova への参加など、マニアックでかつ幅広い活動をしていました…

村上ユカ 「紅茶」

以前書いたこの記事にもありますが、2000年前後には洋楽よりも邦楽を多く聴くようになったのですが、この時期に聴いた音楽というのが、現在の自分の音楽の好みの一部を形成しているように思います。 moonshineplus.hatenablog.com ここからしばらくは2000年…

ZABADAK 「収穫祭」

ZABADAKといえば吉良知彦さんと上野洋子さんの二人ユニットの時代、アルバムでいえば 飛行夢、遠い音楽、私は羊、桜 と続く4作品が人気があって、ポップ+プログレ+民族音楽 という軸はブレずに、洗練と深化に向かってサウンドを昇華させていった流れが素晴…

子龍 「ユニバース」

この曲「ユニバース」は、1997年から2009年にかけて放送されていたTV番組「素敵な宇宙船地球号」のオープニングテーマ曲として長らく使用されていた曲。私自身はこのTV番組をほとんど見たことはなかったのですが、この曲はお気に入りの曲で、その昔、とある…

Adiemus 「Beyond the Century」

Adiemusは、作曲家 Karl Jenkins(元 Soft Machineの管楽器/鍵盤奏者)による音楽プロジェクトで、元 Praise のヴォーカリスト Miriam Stockley と Adiemus Singersという女声コーラスを擁してニューエイジミュージックタイプの音楽を制作して、1990年代後半…

The Buggles 「I Am A Camera」

以前(といってももう4年以上前ですが)、The Buggles のアルバム Adventures in Modern Recording のことについて書きました。 moonshineplus.hatenablog.com 今回はこのアルバム収録曲である「I Am A Camera」。上記の記事でも触れましたが、この曲はデモ…

Supertrampアルバム紹介 ex2:Roger Hodgson / Hai Hai

あまりにも期間が空いたので前回記事を参考までに・・・。 moonshineplus.hatenablog.com Roger Hodgsonがソロデビューアルバム In The Eye of The Storm をリリースしたのが1984年。このアルバムはHodgsonがドラム以外のほとんどの楽器を演奏し、それまでの…

ちょこっとお出かけ備忘録(敦賀/嵐山/岩代)

今回は音楽の話ではありません。ちょっとしたお出かけ記録を備忘録的に。 交通系ICカード(私の地域ではICOCA)を使って便利だと思ったところは、行先を明確に決めずに交通手段(主に鉄道ですが)に乗れること。昔だったら「○○駅までの切符を買う」という行…

最近聴いている曲など(2025年7月)

今回は4曲。どれもかなり気にいってます。 ■ 鈴木真海子 「雨と」 TVアニメ「雨と君と」のオープニングテーマ。サンバ、ボサノヴァ的なリズムのリラックスした軽快なサウンドに鈴木真海子さんのダウナーなヴォーカルが素敵。 www.youtube.com アニメのオープ…

Nik Kershaw 「Don Quixote」

今から40年前の1985年7月13日にイギリスとアメリカで開催されたライヴ・エイド。1984年末のBand Aidによる「Do They Know It's Christmas」、1985年春のUSA for Africaによる「We Are The World」という当時の人気アーティストが集結したチャリティーソング…

Jon and Vangelis 「The Friends of Mr. Cairo」

Yesのヴォーカリスト Jon Anderson とシンセサイザー奏者 Vangelis によるコラボレーション Jon and Vangelis 名義の第二弾アルバム The Friends of Mr. Cairo は1981年にリリースされました。時期的には、AndersonはYesを脱退し(後に復帰)、自身のソロア…

The Moody Blues 「The Voice」

The Moody Blues / Long Distance Voyager 私が初めて聴いたMoody Bluesのアルバムは、1981年リリースのLong Distance Voyagerでした。そしてアルバムの1曲目に収録されているのがこの曲「The Voice」。個人的にはMoody Bluesの曲の中で一番好きな曲です。 …

The Hooters 「All You Zombies」

The Hootersが1985年にメジャーデビューアルバム Nervous Night からのファーストシングルとしてリリースした曲。TOP40に入らなかったマイナーヒットなのですが、個人的には最初に聴いたHootersの曲で、そのレゲエのリズムとオルガンをフィーチャーしたダー…

Tracey Thorn 「Femme Fetale」

この曲を最初に聴いたのは25年くらい前、2000年代に入ってからのこと。Tracey ThornとBen Wattのユニット Everything But The Girl のことはは知っていたし、アルバムも聴いていたことはあったのですが、Thornのソロアルバムは聴いていませんでした。 でも巡…

halca 「ウィークエンドロール」

TVアニメ「mono」のエンディングテーマ。アニメ自体も全話観たのですが、観ている作品のテーマ曲が好きな曲だとちょっと得した気分になります。 どうも自分はオープニングよりもエンディングテーマの方が好きみたいで、4月クールのアニメ作品でも「ざつ旅」…

Sizuk 「bookmarks」

実は、最近一番良く聴いている曲がこれだったりします。 TVアニメ「ざつ旅 -That's Journey-」のエンディングテーマだった「bookmarks」。ソングライターの俊龍さんのプロジェクトSizukによる曲なのですが、ヴォーカルの春茶さんのブレス成分多めの声と流れ…

最近買った/聴いているアルバムなど(25年6月)

個人的な備忘録みたいなものなのでまとまりないです・・・ 購入したのは以下の中古CD4枚。 ■國府田マリ子 / My Best Friend ■辻林美穂 / Ombre ■種ともこ / Mighty Love ■LANPA / 水の上のペデストリアン 國府田マリ子さんの My Best Friend は1998年発売の…

キーボードソロがある曲(その32):遊佐未森「夢をみた」

遊佐未森さんの1990年発表のアルバム HOPE に収録されていた「夢をみた」。シングルでもリリースされた曲です。個人的にはこのアルバムの曲の中では一番好きかも。作曲は、この時期の遊佐さんのサウンドプロデューサーでコンセプトメーカーでもあった外間隆…

Solstice 「The Sea」

イギリスのプログレッシヴロックバンド Solstice の1984年の1stアルバム Silent Dance のことは以前ブログに書きました。 moonshineplus.hatenablog.com Solsticeのオフィシャルサイトによれば、バンドは1985年に解散していたのですが、1st アルバムのCD化を…

Yes 「Bring Me To The Power」

最近気づいたのですが、Yesのアルバムで長らくサブスクでは聴けなかった1996年と1997年のアルバム Keys To Ascension が聴けるようになっていました。このアルバム、以前は所有していたのですが何年か前に手放してしまっていて、おまけにPCに取り込みもして…

Jennifer Rush 「The Power of Love」

この曲「The Power of Love」は、1993~1994年にかけて全世界的にヒットしたセリーヌ・ディオンのバージョンの方が日本ではよく知られていると思いますが、オリジナルは Jennifer Rush が歌ったバージョンで、私はこちらの方を先に聴きました。 Wikipedia(…

Annie Haslam 「The Angels Cry」

1980年代後半は音楽メディアがアナログレコードからCDに切り替わった時期でした。1989年にリリースされた Annie Haslam のソロアルバム Annie Haslam をアナログ盤(US輸入盤)で購入したのはたぶん翌年の1990年なのですが、おそらくこれが私が最後に買った…

Robert Fripp 「Here Comes The Flood」

King Crimson のリーダー Robert Fripp が1979年に発表したソロアルバム Exposure 収録の曲。Frippは、1974年にKing Crimsonの活動を停止してから、Brian Enoとのアンビエントミュージックの制作や、David Bowie、Daryl Hall、Peter Gabriel、The Rochesらの…

Kansas 「Hold On」

Kansasの1980年リリースのアルバム Audio-Visions のことは過去にも少し書きました。(もう3年以上前ですね) moonshineplus.hatenablog.com このアルバムに収録されていてシングルカットもされた曲が「Hold On」。個人的にはKansasの曲の中で一番好きかも知…

Christopher Cross 「Sailing」

Christopher Cross といえば一番有名な曲は映画のテーマ曲としてヒットした「Arthur's Theme (Best That You Can Do) 」(邦題は「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」だったっけ)だと思いますが、Christopher Crossの曲で私が一番好きなのは、彼の1stアル…

Player 「Baby Come Back」

1977年に全米シングルチャートの1位を獲得した曲「Baby Come Back」。この曲はロックバンドPlayer のファーストアルバムからの最初のシングルでかつ彼らの最大のヒット曲、ということでいわゆる「一発屋」という類に入るのかなと思いますが(私も他の彼らの…

Carpenters 「Only Yesterday」

1970年代に日本でコンスタントに人気のあった洋楽アーティストといえば、ABBA、クイーン、イーグルス、オリビア・ニュートン=ジョンそしてカーペンターズあたりだった印象があります(当時子供だった私の視点からなので、大人視点では違ったかもですが・・・…