Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

2025-01-01から1年間の記事一覧

Bread 「If」

私が洋楽を聴き始めた1980年のちょっと前には、すでに名曲と呼ばれていたのが Bread の「If」です。1971年のアルバム Manna に収録されるとともに、シングルでもヒットしました。 David Gatesによる非常に美しいメロディをもつこの曲のサウンド面での特徴は…

2025年春アニメいろいろ(視聴中)

最近は1クールで1~2作品しか全話通すことがなかったのですが、このクールは6作品も観てます。ストーリーを追う感じで観なくていい作品が多くて、これはたぶん個人的な好みだと思います(ちょっと不安なのはPA WORKSのオリジナル作「日々は過ぎれど飯うまし…

Men I Trust 「Numb」

最近の洋楽で自分がフォローしているアーティストは、これまでこのブログで取り上げてきていますが、このバンドがまだでした。 Men I Trust はカナダの3人組バンドで、2014年頃から活動しているそうですが、私が知ったのは2019年にリリースされたこの曲「Num…

奈良へ桜と鹿に会いに行ってきた 2025/4/5

自宅の最寄駅から奈良駅までは2時間弱で行けるので、旅行という感じではなく、ちょっとお出かけというイメージなのですが、奈良公園から若草山周辺に行ったのはたぶん15年くらい前なのですごく久しぶり。 今回(4月5日)は、桜も見ごろということで、桜と鹿…

キーボードソロがある曲(その31):ずっと真夜中でいいのに。「お勉強しといてよ」

ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)の曲で最初に聴いたのが2020年リリースのこの曲「お勉強しといてよ」でした。 CDではなく、YouTubeなどのネット上にMVの形で曲をリリースするという現代の音楽活動の形態を強く認識し始めたのもこの頃なので、もちろん…

Laura day romance 「heart」

4月からの放送が始まったテレビアニメ「アン・シャーリー」のエンディングテーマに使用されているのが、ロックバンド Laura day romance の「heart」。アニメに先行して曲がリリースされていますが、これがまたいい曲なので個人的に現在ヘビロテ中。 先日リ…

高田梢枝 「秘密基地」

TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」が放送されて今年でちょうど20年となるということで、20周年記念プロジェクトが行われているようです。 eurekaseven.jp その一環として、4月1日からサブスク動画配信サービスでエウレカセブンシリーズのアニメが配信され…

Spiritual Vibes 「みどりの想い」

アンビエントやエレクトロニカの分野で活動するミュージシャン 竹村延和さんのサイドプロジェクトといった感じのグループ、Spiritual Vibes(スピリチュアル・ヴァイブス)の1996年リリースのアルバム ことばのまえ に収録された曲がこの「みどりの想い」。 …

種ともこ 「スナオになりたいね」

種ともこさんは1980年代後半から1990念代前半にかけてメジャーレーベルから曲を発表し、ヒット曲もあったのですが、当時私はラジオでそれらのヒット曲を聴くくらいで、CDを購入したりはしてなかったのですが、個人的に一番好きで印象に残っていた曲がこの「…

王菲 「天空」

以前(といっても3年近く前ですが)、フェイ・ウォン(王菲)の「夢中人」のことを書きました。 moonshineplus.hatenablog.com この曲が収録されたアルバム 胡思亂想 は広東語(香港向け)で歌われた1994年の作品ですが、同年北京語でのアルバムもリリースさ…

paris blue 「会いに行くよ」

Paris Blueは1990年代前半に活動していた、作詞とヴォーカルを担当する 谷口實希さんと、作・編曲とコーラスを担当する日比野信午さんによる二人組のポップユニット。彼らの作品はこれまでサブスク配信されていなかったのですが、昨年12月から配信開始された…

Supertrampアルバム紹介 その8:Brother Where You Bound

Supertrampの全盛期をRick Daviesとともに支えたRoger Hodgsonがバンドを脱退したのが1983年、アルバム ... Famous Last Words ... のワールドツアー終了後のことでした。もう一人のメインライターであったRick Daviesを含む残されたメンバー4人は、追加メン…

最近聴いている曲など(2025年2月)

もう3月になってしまいましたが、1月~2月で聴いた新曲などを備忘録的に。 ■ Sou 「ただ、君のままで」TVアニメ「全修。」のエンディングテーマ。作詞と作編曲は瀬名航さんで、早口パートやリズムの変更が入り混じった歌うのがめっちゃ難しそうな曲を見事に…

PSY・S 「EARTH ~木の上の方舟~」

PSY・Sの1988年の4thアルバム Non-Fiction は、TVアニメ「シティーハンター2」のテーマ曲に採用された「Angel Night ~天使のいる場所~」が収録されていることもあって、一般には一番知られた作品ではないでしょうか。サウンド面でもデビュー当時から制作の…

ZABADAK 「美チャンス -妖しい輪舞(ロンド)-」

昨日家にやってきたCD。 ZABADAKのセルフカバーアルバム Nine Tales 。ZABADAKのアルバムを最後に買ったのは2011年の ひと 以来なので14年ぶり。その間アルバムも発表されていたのですが、その音楽性がリアルタイムでフォローする対象じゃなくなってきた感も…

CDで買い直した1980年代のアルバムいろいろ

1980年代は、音楽の記録メディアがアナログレコード盤からCDに切り替わる過渡期でした。商用CDの販売が始まったのは1982年とのことですが、実際にメディアがCDに切り替わったと実感したのは1980年代後半だったように記憶しています。 そういう状況だったので…

Aztec Camera 「The Back Door To Heaven」

Aztec Cameraのアルバムは(フィジカルでは)1984年の作品 Knife しか持っていませんが、このアルバムは愛聴盤でした。今でも時々聴いています。 Aztec Cameraは、前作のデビュー作 High Land, Hard Rain が話題となり、イギリスのネオアコバンドの代表格で…

Godley & Creme 「Cry」

1980年代はヴィデオクリップ(プロモーションヴィデオ)が大きく進化を遂げた時期でした。単にシンガーやバンドの演奏を映像化するという従来の手法だけでなく、曲の表現手段の一つとして、様々なアイディアを凝らした映像作品が作られるようになりました。…

Journey 「Separate Ways (Worlds Apart)」

1980年代前半のアメリカでは、当時「産業ロック」と呼ばれたドラマチックな美メロとサウンドを前面に押し出したロックが流行していました。Journeyはその筆頭格といえる存在で、1981年のアルバム Escape がメガヒットとなって世界的に有名となったのですが、…

Thomas Dolby 「Hyperactive!」

1980年代はシンセサイザーやサンプラーといった電子楽器が飛躍的に進化した影響で、シンセを主体としたサウンドによる曲作りを行うシンガーソングライターも増えてきた時代でした。 イギリスのミュージシャン Thomas Dolby もその一人。彼は、1981年のフォリ…

Echo & the Bunnymen 「The Killing Moon」

「The Killing Moon」は1984年に発表された Echo & The Bunnymen の4thアルバム Ocean Rain 収録の曲。アルバムに先行してシングルでもリリースされました。この時期はシングル盤はもちろんアナログ盤なのですが、通常の7インチ(ドーナツ盤)だけではなく、…

キーボードソロがある曲(その30):The Doors 「Riders on the Storm」

The Doors の1971年リリースのアルバム L.A. Woman の最後に収録された曲「Riders on the Storm」。この曲は若くして逝去したヴォーカリスト Jim Morrison がバンドと共に録音した最後の曲なのだそうです。 1967年にデビューしたThe Doorsは、ヴォーカルの J…

2024年に聴いた新作アルバム/EP

2024年に聴いた新作アルバム/EP(リイシュー作品は除く)は全部で以下の26作でした。 【国内】asmi / リボンHomecomings / see you, frail angel. sea adore youKitri / Sigh Sighsugar me / SUPER METrooper Salute / Trooper SaluteU-Full / umi riku kage…

Chicago 「Alive Again」

ちょっとデザインを変えました。 このブログはサブタイトルのとおり、主に個人的に好きな曲について書いています。昨年2024年はちょうど100件の記事をアップロードしましたが、一昨年、その前と比べると件数は減ってきてる感じです。でもまだまだ他にも好き…