アンビエントやエレクトロニカの分野で活動するミュージシャン 竹村延和さんのサイドプロジェクトといった感じのグループ、Spiritual Vibes(スピリチュアル・ヴァイブス)の1996年リリースのアルバム ことばのまえ に収録された曲がこの「みどりの想い」。
Spiritual Vibesのサウンドは、基本的に Kiku さんのヴォーカルを中心に、ジャズやボサノヴァテイストのアコースティックサウンドをフィーチャーしたもので、当時この分野に疎かった私でも結構聴きやすかった印象があります。(一部でクラブミックスされたトラックやエレクトロニカな曲も含まれていて、それらはちょっと苦手だったように思います。)
この「みどりの想い」もSpiritual Vibesの典型的サウンドの曲でしょうか。ボサノヴァ風のリズムにアコースティックギターとKikuさんによるシンプルな歌詞と無垢なヴォーカルが重なり、サックスとヴィブラフォンで控えめに色付けて、絶妙なヒーリング空間を作り出しています。
このアルバムは、デジタル配信はされていないので、基本CDの音源を聴くしかないのですが、YouTubeにこの曲を聴ける動画がありましたので参考までに。
Spiritual Vibes / ことばのまえ