気になる歌声:日向文 「1ピース」

日向文さんは、北海道をベースに活動しているシンガーソングライターで、もう10年以上活動しているとのことなのでご存じの方も多いのかも。私は最近ネットで偶然見つけました。

最初にたどりついたのが、2月にリリースされたシングル「1ピース(いちピース)」。

日向文 「1ピース」 (single)

 

MVのアニメーションはイラストレーターの※|ocome さんによるものです。

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曲は、アコースティックギターの弾き語りに、ミニマムなリズムとバッキングが添えられたシンプルな構成になっていて、日向文さんの歌声が際立って聴こえてきます。リズムへの言葉の乗せ方が軽やかな感じですが、歌詞の内容は結構シリアスです。

この人の過去の曲をいくつか聴いてみた感じでは、基本的に弾き語りで、歌詞を聞く、感じるための音楽のような気がします。歌っている内容は「身近な人との距離感」がテーマになっていることが多いようで、その分トゲのあるワードも含まれていて、若干違和感を感じる部分もありますが、逆にそこは若い人たちには共感が得られる部分なのかも知れませんね。

 

一方、サウンド面で面白いと思ったのがヴォーカル処理で、地声に近いと思われる歌声とハイトーンのヴォーカルが重なって聴こえるつくりになっていて、これが思いのほかハマりました。

また、昨年12月のシングル「波よ、君の頬を」では、ミステリアスで浮遊感のある音響空間を作り出していて結構気に入っています。

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