A Fine Frenzy は、シンガーソングライター Alison Sudol のソロプロジェクトの名前。2000年代後半から2010年代前半にかけて3枚のアルバムを発表しましたが、2007年のデビューアルバム One Cell In The Sea はちょっと幻想的なポップ感が特徴で、個人的にはかなり注目していました。
その後の2枚のアルバムはまた違った作風で、結局イメージがしっかり定まらないままだったように思います。その後 Sudol は役者に転身し、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズで主要な役柄を演じたことで知られることも多いようです。(私は観たことないですが・・・)
この曲「Almost Lover」は、デビューアルバムからのヒット曲。ピアノ弾き語りをベースとして、その上にストリングスが被せられたバラードで切々と失恋を歌う姿が印象的です。
後にRemixバージョンとして、リズムセクションが追加されたバージョンがリリースされたのですが、個人的にはオリジナルのほうが好き。こちらはちょっと平凡なアレンジになってしまったように思います。
A Fine Frenzy / One Cell In The Sea
近年、Alison Sudol は音楽活動を再開しているようですが、A Fine Frenzy 時代とは異なり、かなりオルタナ色が強い曲を作っているみたいです。