「Easter」はイギリスのロックバンドMarillionの1989年のアルバム Seasons End に収録された曲。シングルにもなりました。
Marillion / Seasons End
Easterとはキリスト教の復活祭のことですが、この曲ではかつて「イースター蜂起」という事件が起きたアイルランドへ想いを馳せた歌詞になっているようです。アコースティックギターのアルペジオから始まるミドルテンポの美しいメロディを本作から新ヴォーカリストとして加入したSteve Hogarthが歌い上げる名曲です。聴きどころは間奏で披露されるSteve Rotheryのエレクトリックギターソロ。繊細で情感あふれるフレーズを奏でています。Rotheryさんはその体形に似つかわず(いや、当時はスリムだったか・・・)、Marillionの他の曲でも美しいギターソロを聴かせてくれます。この曲の最近のライブ映像がYouTubeにアップされていますので興味ある方はどうぞ。
そういえば、この曲は前半8分の6拍子で後半は8分の5拍子となるユニークな構成の曲でもありますね。