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個人的に好きな曲たちについて書いています。

三浦半島と房総半島で富士山を遠くに見る旅 9/17-9/18

今回は旅行の話です。

もう3か月ほど前で、ブログに書くつもりはなかったんですけど、久しぶりの「泊りがけの一人旅」だったので、記録に残しておこうと思います。

旅行ネタは初めて書くのでどうなることやら・・・

一人旅のいいところは、その場その場で好きなようにスケジュールを変更できたり、それがミスだったとしても気を使う必要が無いことなんです。今回1泊2日の旅行でしたが宿泊先と大まかなスケジュールだけ立ててあとは自由な感じで行ってきました。

 

 

9月17日

まずは新大阪から新幹線で新横浜へ。

東海道新幹線に一人で乗るときはいつも海側の3列席の窓際。3列席だと真ん中が空席になる可能性が高いので、結構ゆとりを持って座れるんですよね。それと海側のほうが景色が変化があって楽しいのもあります。東海道新幹線の景色といえば富士山なんですが、静岡駅の少し西側で海側の窓からも一瞬富士山が見えるポイントがあって、そこも楽しみの一つなのです。

下の地図で路線がほぼ南北へ向っているあたりがビュースポット!

でもこの日は残念ながら富士山は雲の中・・・。でも天気は良かったので、この後も富士山が見えることを期待して。

 

新横浜で下車して腹ごしらえをしてから、地下鉄で横浜へ移動。まずは、翌日のために横浜駅のバスターミナルの場所を確認(結構遠かった・・・)。それから京急電車で一路、三浦半島南部の三崎口へ。

この付近は芦奈野ひとしさんのマンガ「ヨコハマ買い出し紀行」の舞台となったと言われているエリアで、いわゆる聖地巡礼的なヤツですが、一度行ってみたかった場所でした。

ここでの目的地は2つ。一つは森と湿原と干潟という異なる自然景観を一気に見ることができる「小網代の森」、もう一つは西に突き出た岬「黒崎の鼻」。

 

 

 

まずは「小網代の森」から。三浦半島南部の西海岸は海岸段丘になっているそうで、最寄りのバス停で降りて景観保護区域に入ってからは一気に森の中を下っていく感じ。でもずっと遊歩道が付いているので歩きやすい。

30分ほど歩き進むと徐々に湿地ぽくなってきて、坂を下りきったところは広い湿原になっています。

さらに進むと干潟になった海。深い入り江で、パッと見た感では海には思えません。

時間を外したのでこんな感じですが、干潮時はもっと干潟が広がるらしいです。カニも発見。

 

確かになかなか不思議な場所でした。で、森から出るとヨットや釣り船が並ぶマリーナ。写真の右奥がさきほどの干潟になった入江です。

 

次の目的地は黒崎の鼻。途中道を間違えて大半の移動を歩くことになったのですが、そこは省略です。でも坂道を登っていく途中で遠くに海が広がる景色、そしてその先に富士山の遠景がくっきり見えたのには感動しました(・・・関西在住なので日常の景色の中に富士山が存在するのが新鮮なのです)。

 

三崎口駅から黒崎の鼻へ向かう途中、広大な畑の中を歩きます。ここは昔、軍事用の飛行場として使用されていたそうで、平坦な台地が広がっていて、これも絶景。

西端で道が途切れたあとヤブの中の小径をしばらく歩くと、視界がパッと開けていきなり海が現れます。

海は結構な荒波が・・・

ここでキャンプをしている人も数名いましたが、アクセスの悪さもあって観光地化してないところがいいですね。ウェブでも紹介されているので有名な所だとは思うのですが。

miurahantou.jp

振り返って歩いてきたヤブ道を確認(黒いスジのように見えてます)。

日も暮れてきて、暗くなってからあのヤブ径を通るのはコワイので夕陽が明るいうちに帰途につきました。帰り道に先ほどの畑で西の方向をみると、富士山のシルエットがくっきり。(注:下の写真はズームで撮っているので実際はこれほどデカくは見えてないです)

 

ちなみに宿泊場所は横浜のホテルだったので、みなとみらいの辺りをぶらっとしましたが、ここは(特に週末の夜は)一人で歩くところじゃないですね・・・。

 

9月18日

朝食を済ませてから、横浜駅のバスターミナルへ。ここからはバスで東京アクアラインを通って千葉の木更津方面へ移動です。

アクアブリッジから北方向の景色。千葉側は結構水深が浅いのか、海面の色が茶色く変わっていました。

 

木更津駅ホーム。見えているのは久留里線ディーゼルカーですが、この路線ではなく、内房線を南下します。

 

房総半島の西海岸というのは、関西で言うと紀伊半島に似ています。小ぶりな紀伊半島みたいな感じでしょうか? もちろん市街地はこちらのほうがはるかにでっかいですが、地形の感じと海岸線が雰囲気似ています。

 

1時間ちょっと電車に揺られて降りた駅が、館山のちょっと手前の富浦駅
駅前にソテツが植えられていて南国感あります。

15分くらい歩くと見えてくるのがここ。

原岡桟橋

一部が木製でできている今は使われていない桟橋。最近では映画「アナログ」でもロケ地として使用されていましたし、MVなどでも使用されることがある有名な場所ですね。桟橋とそれに沿って並ぶ電柱との造詣がどこかノスタルジックで素敵なスポットです。

 

鬼束ちひろさんの「Goodbye My Love」のMV

www.youtube.com

 

ここは見晴らしがいい日には富士山が見えるということで期待していたんですが・・・
てっぺんだけなんとか見えました。

有名な場所でかつ祝日なのでもっと人が多いと思っていたのですが、午前中ということもあってか、そんなに多くなくてゆっくり桟橋の上で過ごすことができました。それでも中には外国人観光客の方々もチラホラ。どこでココの情報を得るんでしょうね?  たぶん夕方にはもっと人が集まるんだろうなと思いつつ・・・

桟橋の先端から海岸方向を見たところ。

周辺をもっとゆっくり見物したかったけど、帰る日でそう時間もないので原岡桟橋を後にして、東京方面へ電車で戻ります。

 

ちなみに東京では、新宿と渋谷でディスクユニオンタワーレコードに立ち寄りましたが特記事項はありません。東京でもCDを売る店舗は減っているなあということは実感できました・・・。

 

ということで、久々の一人旅、結構疲れましたが十分満足できました。
来年はどこ行こうかな?