Give A Little Bit 前作の「Sister Moonshine」のようにRoger Hodgsonのアコースティックギターのストロークとヴォーカルから始まるポップで爽やかな曲。曲が進むにつれて徐々に他の楽器が加わっていく構成で、バンドの紹介をしているような雰囲気があります。シングルとしてもリリースされ、ビルボードのシングルチャートで15位まで上昇した Supertrampの代表曲のひとつです。
Lover Boy 「Lover Boy」とはいわゆる「ナンパ師」のこと。Rick Daviesのピアノとヴォーカルをメインにした3連のリズムを使った跳ねるような雰囲気を持った曲。7分近い長さがありますが、5分前から一気に雰囲気が変わってエイトビートのクライマックスではHodgsonのエレクトリックギターが冴えています。
Even In The Quietest Moments Roger Hodgsonらしい哲学的(神秘主義的?)な歌詞で歌われるアルバムタイトル曲。鳥のさえずりとHodgson演奏の12弦ギターから始まるのですが、夢の中の情景を歌っているようなミステリアスな雰囲気を持っています。一聴すると地味な感じですが不思議と昂揚感が得られるナンバーです。
Long good-byes, make me so sad. I have to leave right now. And though I hate to go, I know it's for the better. Long good-byes, make me so sad. Forgive my leaving now. You know I'll miss you so and days we spent together.