Camelの1984年のアルバム Stationary Traveller からの曲を紹介するのはこれが3回目です。
今回はアルバム最後を飾る「Long Goodbyes」。このアルバムを最後にバンドは(レコード会社との裁判などで)約7年間の活動休止期間に入ってしまうので、まさに「長いお別れ」を告げる曲でもあるのが何とも感慨深いです。
バンドリーダーでギタリストのAndy Latimerは、Camelの曲で美麗なギターソロを数多く披露していますが、この曲でも感傷的なヴォーカルパートが終わった後で抜群に美しいギターソロを聴くことができます。
下の音源の3:40くらいからギターソロが始まりますが、この曲は最初から(可能ならば歌詞を追って)じっくり味わいたい名曲だと思います。私の大好きな曲です。
Long good-byes, make me so sad.
I have to leave right now.
And though I hate to go, I know it's for the better.
Long good-byes, make me so sad.
Forgive my leaving now.
You know I'll miss you so and days we spent together.
スタジオ録音版のヴォーカルはChris Rainbowですが、下のライブ盤ではベース奏者のColin Bassがリードヴォーカルを務めています。このライブバージョンではLatimerのソロが一旦終わった後で再度ソロが入るところが感動的です。
Camel / Stationary Traveller