このアニメの音楽も大島ミチルさんでした。2010年のTVアニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」。この作品はリアルタイムで見たわけではないのですが、実は前から気になっていた作品で、アニメのサブスクを契約したことを機に視聴することができました。というか、むしろ「この作品が観たい」というのがサブスクを契約した動機の一つだったんです。この作品のオープニングテーマになっていたのが、Kalafinaの「光の旋律」です。
Kalafinaの曲ということでもちろん作・編曲は梶浦由紀さん。このアニメ、劇伴は大島さん、テーマ曲は梶浦さんと、今思うと超豪華なスタッフによって制作されていたんですね。
この「光の旋律」は梶浦さんらしいエキゾチックでドラマチックなメロディーとアレンジの曲。6分以上あるアニメのテーマ曲としては異例の長い曲で、間奏部のフルートによるソロも40秒近い長さで収められていて、聴きごたえもバツグンです。
アニメのほうはというと、ちょっと難しい設定の世界なのですが、その説明が十分でないためTV放送の12話では消化が不十分で、もやもやとした気持ちが残る作品かなと思います。主人公たち5人の女性兵士の戦いのない日常生活というストーリーはなかなか斬新で、私はこういう人が死なない作品が好きなので、ちょっと残念。でもDVDの最終巻に追加収録された第13話を観れば、ある程度スッキリする部分があるので、第13話まで観ることをおススメします（私はレンタルDVDで観ました）。
「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」オフィシャルサイトより
