2016年に放映されたTVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」は、新海誠さんが1999年に自主制作した5分ほどの短編アニメ「彼女と彼女の猫 -Their Standing Points-」をベースに制作された作品です。この作品、新海さんはアニメーション制作には関与していませんが、新海作品のイメージをよりソフトにしたような作風で、原作に関連性を持たせたストーリーとなっています。イラストレーターの海島千本さんによるキャラクターデザインもこの作風によく合っていました。
で、この作品のエンディングとして使用されたのがこの曲「ソナタ」です。
フルバージョンは本作のオリジナルサウンドトラックに収録されています。
彼女と彼女の猫 -Everything Flows- オリジナルサウンドトラック
作詞と作編曲はクラムボンのミトさんによるもの。ミトさんはアニメ方面で多くの楽曲提供を行っていますが、その関係でクラムボン名義でのアニメテーマ曲もいくつかあって、この曲もそのひとつ。ミトさんが書く親しみやすいメロディと原田郁子さんの説得力のあるヴォーカルが映えるいい曲だと思います。
ちなみにクラムボンは2022年7月から放送中のアニメ「ユーレイデコ」のオープニングテーマを担当しています。
この作品の原案は、アニメ「四畳半神話体系」や「映像研には手を出すな!」を手掛けた湯浅政明さん。過去の作品同様かなりクセのある設定・作風ですが、今のところなんとか(?)観れています。
フルバージョンはこちら。
1,000,000,000,000,000,000,000,000 LOVE - YouTube
曲名は「ヨッタラブ」と読むそうな・・・(ヨッタ:10の24乗のこと)