Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

みぃなとルーチ 「アウトバーン」

さよならポニーテールのメンバーでヴォーカルの みぃな が「みぃなとルーチ」というユニット名で今年発表した2作目のアルバム waiting for the moon to rise 。実質みぃなのソロアルバムでシンガーソングライターとしてのみぃなの歌を聴くことができる作品です。

みぃなとルーチ / waiting for the moon to rise

 

さよポニを聴いたことがある人(そんなに多くない?)の中には、みぃなのヴォーカル(というか声)が好きという人が多いんじゃないかと思います。私もその一人なのですが、儚げで微妙に不安定なブレス成分の多い歌声が実に魅力的です。さよポニの活動初期は、みぃながリードヴォーカルをとる曲が大半を占めていたのですが、ヴォーカル5人態勢となってからは、みぃなのヴォーカルが占める割合が段々と減ってしまって残念と思っていたので、ソロ作品が聴けるのは嬉しい限りです。

このアルバムではいろんなタイプのサウンドの曲がごった煮のように収録されていて、ちょっと焦点が定まらない感じはするのですが、この曲「アウトバーン」は収録曲の中でも一番の出来だと思います。淡々と8分で刻むビートに乗せて浮かび上がっては消えていくように響くみぃなのヴォーカルが素敵です。

 

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