これも1992年に発表された曲。女性ヴォーカル Kirsty Hawkshaw をフィーチャーしたアンビエントハウス(そんなジャンルあったっけ?)ユニット Opus III による King Crimson の「I Talk To The Wind」のカバーです。
彼らのデビューアルバム Mind Fruit に収録されています。当時日本でも話題になっていたような記憶があり、私も話題に乗せられてCDを購入した一人でした。。。
Opus III / Mind Fruit
原曲の室内楽的なアコースティックサウンドをダンスビートとエレクトロニックサウンドに置き換えての「I Talk To The Wind」ですが、意外と悪くないです。原曲のドリーミーな雰囲気がアンビエント/エレクトロニカという別次元の形で再現されていて、ヴォーカルのKirsty Hawkshawのウィスパーヴォイスもあいまって魅力的です。
ところでこの曲「I Talk To The Wind」は、他にも様々なアーティストがカバーしているようです。ちょっと調べてみたところでは、最近ではDana Gavanskiというカナダのシンガーソングライターによるカバーがイイ感じです。こちらはフォークロックスタイルのカバーですね。