アメリカのロックバンドDream Theaterの、1992年発表の2ndアルバム Images And Words に収録の曲です。
Dream Theaterといえば、ヘヴィーメタルをベースに変拍子などのテクニカルな要素やキーボードを取り入れたプログレッシヴ・メタルというジャンルに属するのですが、このアルバムは彼らの作品の中でも最もポップ寄りのサウンドになっています。
Dream Theater / Images And Words
この「Surrounded」は、ポップな要素に加え、叙情的な部分やテクニカルな部分も詰め合わせて、ドラマチックに、なおかつコンパクトに(といっても5分半ありますが)仕上げられた曲です。
私はこのアルバムの後の、より大作指向にそしてメタル寄りになったDream Theaterの作品はちょっと付いていけない部分もあって(でも、2005年のアルバム Octavarium は結構好きかも)、その点ではDream Theaterの本質が好きというわけではないのかも知れませんが、個人的にこの曲は、ふとDream Theaterの曲をちょっとだけ聴きたいなというときにちょうどいい曲なんです。