Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Semisonic 「All It Would Take」

Semisonicはアメリカの3人組ロックバンドで過去に2枚のアルバムを発表しています。私は2001年の2作目のアルバム All About Chemistry のCDを持っているのですが、そのころはアメリカのヒットチャートは全く知らなくて、なぜこのCDを買ったのかが定かではないのですが、たぶんCDショップの試聴コーナーで聴いたのがきっかけだったのだと思います。アメリカのバンドにしてはイギリス風のコンパクトでポップなサウンドが印象的で、でもアルバム中の曲でCarole Kingと共演したりと、ソングライターでヴォーカルのDan Wilsonの「ポップ職人」的なイメージがあるバンドでした。

その後メンバーは個々の音楽活動をやっていたようですが、特にDan Wilsonは、ソロ活動以外に他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースの仕事で人気があったとのこと(このへんも最近Wikipediaで調べて知りました)。

そんな彼らが2020年に19年ぶりの作品(5曲入りのEP)You're Not Alone をリリースしていたということをこれまた最近知りました。試しにApple Musicで先入観とかなしで聴いてみたんですが、コレすごく良い作品だと思います。コンパクトでストレートなサウンドと親しみやすいちょっと懐かしいメロディの曲が並んでいます。

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Semisonic / You're Not Alone

中でもお気に入りなのが「All It Would Take」。The Beatles(またはOasis?)の流れを汲むようなポップなメロディの曲です。MVもただ歌詞を紙に書いていくというシンプルなもので、歌詞の意味が詳しく分かればもっといいのですが、それでも歌詞を眺めていると伝わってくるものがあります。

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