人懐っこいメロディが魅力的:Pendragon 「Back In The Spotlight」

今回で投稿100回目みたいです。記念にブログアイコンを変えてみました・・・。

1回目の記事Pendragonの最新作についてだったので、100回目もPendragonの曲にしてみます。

Pendragonは1985年にアルバムデビューし、しばらくはポップな曲で大衆受けを指向していたのですが商業的にうまくいかなくて、1991年に(開き直って?)自己のレーベルを立ち上げてアルバム The World をリリースします。この作品でバンドサウンドの方向性が定まり、大人気とは言わないまでもヨーロッパでは安定した人気を得ることとなります。そしてこのアルバムの1曲目に収録されているのが「Back In The Spotlight」です。

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Pendragon / The World

私がPendragonを知ったのもこのアルバム The World からで、「Back In The Spotlight」を聴かなければたぶんPendragonを好きになることはなかったと思います。アルバムの完成度から言えば、1996年の The Masquerade Overture が一番なんですが、一番好きな曲といえばこの曲ですね。

この曲を魅力を一言で言えば人懐っこいメロディです。Nick Barrettのヴォーカル自体はさほど魅力的ではないのですが、メロディには文句のつけようがありません。バンドサウンドを支えているのは同じくNick Barrettのギターで、歌メロの部分で細かく刻むリフと後半のギターソロが印象的です。あとはキーボードのClive Nolan(この人は数多くのバンドを掛け持ちしているシンフォロックのヌシみたいな人です)のカラフルなキーボードサウンド。バンドの主役はNick Barrettということをよくわかっていて、目立ちすぎることがなく手堅いサポートをしています。

アルバムのブックレットの歌詞のページの欄外に

"The world is your oyster / Search for your dreams and make them come true"

(世界は君たちのものだ。夢を追いかけてそれを実現するんだ)

というメッセージが書かれているのですが、自己のレーベルを立ち上げて、これから自分たちの夢を叶えようとしているバンド自身に贈られているようにも思えます。

 

YouTubeにあがっている音源はオフィシャルではないので参考まで。

https://www.youtube.com/watch?v=bix_VftnrCY