Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Phil Collins 「Both Sides of The Story」

1991年のアルバム We Can’t Dance のワールドツアー後、活動休止状態に入ったGenesisですが、Phil Collins はそのままバンドから脱退してしまうことになります。1980年代、Genesisとしてよりもソロアーティストとしての活動が中心だったPhil Collinsですので、ソロ活動に軸足が移動するのは当然だったのだと思います。

そんな Phil Collins も1990年代に入るとやや人気に陰りが見え始めた(というかあまりに活動が多すぎて飽きられはじめた?)のですが、そんな時期である1993年に制作されたソロアルバムが Both Sides です。

Phil Collins / Both Sides

このアルバムは、Collinsが全ての楽器演奏とヴォーカルを自身が担当した作品でもありました。ただ、そういった制作コンセプトが影響してか、収録曲の多くが地味な内省的な印象の曲で、キャッチ―な曲が少なかったことが裏目に出て、以前ほどのセールスにはならなかったようです。

 

でもアルバム1曲目に収録されている「Both Sides of The Story」は個人的に好きな曲。ところどころで聴こえるディストーションが掛かったバグパイプっぽいが音色が印象的です。

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ちなみにこの曲、Peter Gabriel の1992年のアルバム Us に収録された曲「Come Talk To Me」と雰囲気が似てるなあと思います。Gabrielの曲に影響を受けたのかも知れませんね。

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