2011年に発表された40mPさんの曲「シリョクケンサ」。ヴォーカルはGUMI。それまでボカロ曲にはあんまり興味が無くて、変なギミックが入った曲が多いという先入観があったのですが、この曲を聴いて、王道のポップソングとなっている点に正直驚きました。
歌っているのはボーカロイドなのですが、それがあまり気にならないほど自然と曲が入ってくるのは、40mPさんのポップセンスが際立っているからでしょう。その後2013年にNHKの「みんなのうた」で40mPさんが書き下ろした「少年と魔法のロボット」が取り上げられたりして、ボカロを知らない人にまでボカロ曲への間口を広めたという意味で、40mPさんが果たした功績は大きかったと思います。
ヴォーカルのGUMIは、声優の中島愛さんの声を録音して制作したVOCALOIDライブラリーで、ちょっとピーキーな初音ミクの声質よりも穏やかなので、このようなポップソングにはよく合っています。
この曲「シリョクケンサ」は、イントロとサビその他で使われているマリンバのフレーズが印象的ですね。この音が入ることで、躍動感や軽快なイメージが浮かび上がってきます。個人的には40mPさんの曲の中では一番のお気に入りです。
MVでのたまさんのイラストも素敵です。たまさんはボカロ関係のイラストを多く手掛けていますね。
おまけですが「少年と魔法のロボット」のMVもご紹介。こちらもGUMIのヴォーカル、たまさんのイラストです。
ところでこの記事って、今週のお題「好きなグミ」にエントリーできますかね・・・？
