Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Jackson Browne 「Lawyers In Love」

この曲が収録された1983年のアルバム Lawyers In Love は、私が初めて聴いたJackson Browneのアルバムでした。そもそも私がJackson Browneの曲を聴こうと思うきっかけとなったのは、マイク・オールドフィールドのアルバムの日本盤解説に彼の名前が載っていたからなので、ちょっと変な入り口ではありますが・・・。


解説は仲邨杳一さん

 

アルバム Lawyers In Love のアルバムジャケットはこちら

Jackson Browne / Lawyers In Love

これがちょうど同年にイギリスでリリースされたマイク・オールドフィールドのアルバム Crises のジャケットとどこか雰囲気が似てるということで、興味を持ったのもこのアルバムを聴くきっかけだったような気もします(このへんは40年前の話なので記憶が曖昧・・・)。


月と水とビルと人がモチーフになっている点が似てるのでは・・・?

 

余談はさておき、
当時は全米ヒットチャートをフォローしていたので、チャートの10位近くまで上昇してきたシングル「Lawyers In Love」を知ることになったのですが、当時は「ウ-、シャランラ」といったコーラスが入っていたことから、結構陽気な恋の歌なのかなと思っていました(邦題も「愛の使者」でした)。でも結構あとになって社会風刺をしている歌なのだということがわかりました。Jackson Browneは次作 Lives In The Balance では政治的なメッセージを強く押し出したアルバムを作っていますが、本作からそのような傾向があったんですね。

本作の後で、過去作に遡ってBrowneのアルバムを聴いたのですが、個人的には1970年代の内省的な作品のほうが好きかもしれません。でもこの曲「Lawyers In Love」の楽曲自体はとても気に入っています。シンプルな8ビートのロックをベースとして、前述のオールディーズの要素や間奏部のパイプオルガンのフレーズがいいアクセントとなっています。

 

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