Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

キーボードソロがある曲(その21):Rush 「Subdivisions」

Rushの1982年のアルバム Signals 。Rushはその活動期間中に何度か自身のサウンドを大きく変化させてきたのですが、このアルバムもその転換点の一つにあたります。前作 Moving Pictures までのRushサウンドは、Geddy Leeのベース、Alex Lifesonのギター、Neil Peartのドラムそれぞれの卓越した演奏が主体となって、シンセは添え物程度だったのですが、このアルバムから大きくイメージを変えて、シンセを前面にフィーチャーした曲を多く作るようになりました。この曲「Subdivisions」はアルバム Signals の1曲目に収録された曲で、分厚いシンセ音の7/8拍子のリフから始まるイントロが非常に印象的です。

 

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上の動画では、シンセソロは2分16秒と3分57秒あたりからの2か所で聴くことができます。下の動画はこの曲のヴィデオクリップのようですが、このソロはミニモーグで演奏しているみたいです(4分8秒あたりを参照)。

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当時はまだMIDIも無かった時代なので、Geddy Leeは多くのシンセに囲まれて、ベースを弾く傍らでシンセを弾いていますね。

 

Rush / Signals