Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

キーボードソロがある曲(その22):Procol Harum 「Quite Rightly So」

「青い影(A Whiter Shade Of Pale)」で有名なProcol Harum。一般的には「青い影」は知っててもバンド名は知らない、みたいな感じだと思いますが、ソウルフルなヴォーカルとクラシカルなサウンドが特徴で、根強いファンがいたバンドでもありました(私もその一人...)。昨年、中心メンバーだったGary Brookerが亡くなってしましたが、1960年代後半から70年代の活動時期以降も、10年以上の間隔を置いてでも作品をリリースし続けてきたことからも、このバンドが愛されてきたことが窺えると思います。

この曲「Quite Rightly So」とこの曲が収録されたアルバム Shine On Brightly が発表された1968年頃のバンド編成は、Gary Brooker(ピアノ/ヴォーカル)、Matthew Fisher(オルガン)、Robin Trower(ギター)、Barrie J. Wilson(ドラム)、David Knights(ベース)の5人で、ピアノとオルガンのツインキーボードがフィーチャ―されていたのがユニークなところでした。

次作の A Salty Dog 以降、オルガンが前面に出ることは少なくなっていくのですが、この曲「Quite Rightly So」では、間奏でハモンドオルガンのソロを聴くことができます。下の動画では1分55秒あたりからの約20秒間という短い時間ですが、「青い影」でも聴くことができるオルガン奏者 Matthew Fisher らしいジェントルなフレーズが印象的な曲だと思います。

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こちらは当時TV番組に出演したときの映像。いわゆるリップシンクなのですが、当時のメンバーの演奏の様子が窺い知れる動画です。曲はシングルバージョンで若干歌詞が異なっています。

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Procol Harum / Shine On Brightly

アルバムジャケットはUK盤(上)とUS盤(下)で異なっていました。個人的にはUS盤のほうが記憶に残っています。