23年秋アニメとして放送された「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」のエンディング曲。歌は主人公コノハを演じた古賀葵さん。
作詞はKOTOKOさん、作曲は折戸伸治さん、編曲は中沢伴行さん。いずれもこのアニメ作品がテーマとしている「美少女ゲーム」のジャンルの音楽に深く関わってきた人たちということです。美しいメロディにトランス風のビートを織り込んだ、いかにもゲーム音楽的な歌がこのアニメに上手くマッチしていると思います。
私はPCゲームをほとんどやらないので、この美少女ゲームというジャンルとは縁遠いのですが、このアニメではタイムリープという手法で、パソコンカルチャーの過去を垣間見ることができるシーンが取り込まれていて、古い世代に強くアピールする作品だったと思います。私も終始楽しく観ることができました。ジャンルがマニアックなことと、設定がユルかったり、ストーリー展開的に若干強引な部分があって万人受けするものではないかもしれませんが、個人的には、制作側のこのアニメに込められたパソコンやゲームに対する熱い想いが十分伝わってくる秀作だと思いました。
調べてみると、作曲の折戸伸治さんは「Kanon」「AIR」「CLANNAD」といった2000年代の有名なゲーム、そこから派生したアニメの音楽を手掛けていて、このジャンルでは著名な作曲家なんですね。
ちなみに私も観たことがある2012年のアニメ「あの夏で待ってる」では、オープニング曲「sign」が作詞：KOTOKOさん、作曲：折戸伸治さんで、エンディング曲「ビードロ模様」が作編曲：中沢伴行さんと、今回の作家陣が参加していたということを今回初めて知りました・・・。
「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」ED映像
放送終了後にYouTubeにアップされたダイジェスト映像。BGMでこの曲が使用されています。
秋里コノハ（cv. 古賀葵）/ リンク～past and future～
