前の記事で紹介した「僕は君の涙」は、涙のしずくである「僕」視点の歌詞だったのですが、花澤香菜さんのアルバム Oppotunity に収録された「Blue Water」は、これとよく似た視点で書かれた歌詞の曲です。作詞は岩里祐穂さん。こちらの歌詞のほうは直接的な内容ではなく、水をメタファーとしたラブソングになっているように思うのですが、私はこの曲を初めて聴いたときに「僕は君の涙」を思い出しました。
花澤香菜 / Oppotunity
作・編曲はクラムボンのミトさんで、花澤さんのキュートで少しハスキーなヴォイスを重ね合わせて音の壁を作るようなアレンジが面白いです。曲の最後には強力なダンスビートとなっていくところも実験的だと思います。
