Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

藤本恭子 「夢のほとりで」

シンガーソングライター 藤本恭子さん(現在は結婚されて山田姓となっています)の1993年のアルバム 時の岸辺 に収録された曲。

アルバム全曲の作詞・作曲は藤本恭子さん本人によるもの。どの曲もゆったりしたテンポで、クラシカルなメロディに乗せて、美しいヴォーカルを聴くことができます。編曲は大島ミチルさんや吉川忠英さん、ショーロ・クラブらが分担していて、アコースティックでクラシカルで癒し成分満載の作品集となっています。

藤本恭子 / 時の岸辺

この曲「夢のほとりで」の編曲は大島ミチルさん。ストリングスやサックスを編み込んだ大島さんらしい格調高いアレンジになっています。

藤本恭子さんのヴォーカルは、音を伸ばす部分でクレッシェンドするのが特徴的で、これは好みは分かれると思いますが、クセのない発音で聴きやすいです。当時は「超音波の歌声」と言われていて、声の倍音成分に高音成分が強いのらしいですけど、私のへなちょこ耳では分かりませんでした・・・。

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ちなみにアルバムのタイトル曲「時の岸辺」は、7分以上あるドラマチックなアレンジの曲で、こちらも紹介したかったのですが、YouTubeにはアップされていないようです。ただニコニコ動画の方には以下のようなアップロードがありましたので、参考までにご紹介。39分28秒あたりから始まります。

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