長い曲つながりでこの曲も・・・。
Neil Young & Crazy Horse の「Love and Only Love」。1990年のアルバム Ragged Glory 収録の曲。10分20秒ほどの長さです。
Neil Youngはギターソロを弾きだすと延々と弾いてしまうヒトのようで、この曲もそのタイプの曲のひとつだと思います。特に録音メディアがアナログ盤から収録時間の長いCDに変ってからその傾向が強いですね。
Neil Young & Crazy Horse / Ragged Glory
前作 Freedom で1980年代の迷走から抜け出した Neil Young が、前作の曲の中から歪み系のギターサウンドを抜き出して、アルバム全編を埋め尽くしたような作品で、テクニックではなく職人的な味わいを感じさせるYoungのエレクトリックギターの演奏を目いっぱい堪能できます。Crazy Horseとも息の合った演奏で、ルーズな印象が漂うサウンドがYoungの曲にはやっぱり似合っています。
この曲「Love and Only Love」も序盤から延々と同じテンポ、リズムで10分演奏するわけですが、この歪んだ音のうねりに浸っていると、全くだれることなく最後まで聴き通すことができます。彼のライブレパートリーでも定番の名曲です。