普段はこういう記事は書かないのですが今回は例外ということで。
Mike Oldfieldの現在の公式サイトで、Tubular Bells の50周年記念盤のリリースがアナウンスされました。リリースは5月26日予定とのこと。
もう何度も Tubular Bells はリイシューされているので、もう音源自体は直すところないんじゃないかと思うのですが、アナログ盤でリリースされるものはハーフスピードマスタリングされたものとなるようです。それよりも今回のリリースで特筆すべきは、追加トラックとして収録される「Tubular Bells 4 Intro - Demo」という曲。
ユニバーサルミュージックの上記サイトの記事からの引用です。
Oldfield then retired from recording and performing, and the eight-minute introduction piece was shelved. Now emerging for the first time, “Tubular Bells 4 Intro” stands as a new conclusion to the epic work, and may well be the last piece ever to be recorded by Oldfield.
Oldfieldは既にレコーディングと演奏を引退したが、8分間の導入部分が残されていた。今回初めてのお披露目となる「Tubular Bells 4 Intro」は、この偉大な作品（Tubular Bellsのこと）の新しい結末となり、おそらくOldfieldによってレコーディングされた最後の作品となる。
マイクは2017年ごろにすでにTubular Bells 4の制作に取り掛かったことをほのめかすメッセージをFacebookに書いていたので、その後どうなったのかは気になっていました。
一方、イギリスの Recordstore という通販サイトでの紹介文によれば、2018年頃にこの8分間のデモは制作されたが、それ以降進捗しなかったとのこと。
そのようなデモ音源をCDに入れることにどのような意図があるのかなのですが、「もし、このデモ音源を聴いたリスナーの評判がよければ続きを作ってやろう」という思惑があるのか、それとも「もうこれ以上やる気がないので好きにして」とレコード会社に任せただけなのか、のどちらかなんだろうなと思います。たぶん後者のような気がしますが、ファンとしてはわずかな期待だけはあります。
日本盤の発売もあるそうです。
事前にリーク音源が出てきそうな気もしますが、聴いた感想は正式リリース後に。
