2023-01-01から1年間の記事一覧
2015年10月にFacebookに書き込まれたMike Oldfieldのメッセージによれば、以下のようなことをうかがい知ることができました。 ・「New Ommadawn」のアイディアに着手していること・それは、すべての楽器を自身で演奏する作品になること・制作中の作品は何か…
この曲が収録された1983年のアルバム Lawyers In Love は、私が初めて聴いたJackson Browneのアルバムでした。そもそも私がJackson Browneの曲を聴こうと思うきっかけとなったのは、マイク・オールドフィールドのアルバムの日本盤解説に彼の名前が載っていた…
The Alan Parsons Project (以下APP)の1985年のアルバム Vulture Culture に収録された珠玉のポップソングがこの 「Days Are Numbers (The Traveller)」。 簡単なコード進行の繰り返しだけど、心にやさしく響くメロディが素晴らしいです。APPは曲ごとに異…
Ton Scherpenzeel (トン・スケルペンツェル)はオランダ出身のキーボード奏者・ソングライターで、自国オランダではロックバンド Kayakの主要メンバーとして活動してきました(Kayakは2022年にフェアウェル・コンサートを実施し、実質バンド活動は終了して…
Genesisの1983年発表アルバム Genesis は、数ある彼らのアルバムの中でもあまり人気が高くないようです。確かに次作のメガヒットアルバム Invisible Touch と比較すると地味なのは否めません。特にアルバムA面の1曲目に置かれた「Mama」が、ちょっとおどろお…
カナダのシンガーソングライター、Jane Siberry の1988年のアルバム The Walking の1曲目に収録されているのがこの曲「The White Tent The Raft」。 Jane Siberryといえば、映画「ペイ・フォワード 可能の王国」の挿入曲として使用された、1993年のアルバム …
今週のお題「わたしのプレイリスト」 普段はプレイリストといったものは作らないで聴いているのですが、前回の記事の流れで、所有アルバムのリストにリリース年のデータを付けていったりしたので、そのリストを元に、10年前の2013年リリースのアルバム・シン…
先日、PCのオーディオ再生ソフトを変更しました。ここ数年はソニーの「Music Center for PC」というソフトを使っていたのですが、圧縮ファイルのギャップレス再生に対応していなかったのがネックでした。(曲がシームレスにつながっている作品を聴くと曲間で…
1985年のTears For Fearsの世界的大ヒットアルバム Songs From The Big Chair に収録された、ヒットシングル「Everybody Wants To Rule The World」と並んで彼らの代表曲である「Shout」。Music Videoも盛んにTVでオンエアされたのでとても印象に残っていま…
私が Tubular Bells のアルバムを最初に買ったのは1983年なので、アルバムリリースから10年後のこと。もちろん当時はアナログ盤で、買ったレコードはアメリカ盤(Epicレーベルからのリリース)でした。 Tubular Bells は有名な作品なので、ラジオでも部分的…
2011年に発表された40mPさんの曲「シリョクケンサ」。ヴォーカルはGUMI。それまでボカロ曲にはあんまり興味が無くて、変なギミックが入った曲が多いという先入観があったのですが、この曲を聴いて、王道のポップソングとなっている点に正直驚きました。 歌っ…
Turin Brakesのことを知ったのは、私が好きなイギリスのシンガーソングライター Kate Walsh の2010年のカバーアルバム Peppermint Radio でこの曲「Feeling Oblivion」が取り上げられていたことがきっかけです。 「トリノのブレーキ」という奇妙な名前と、3…
Iamthemorningはロシア出身のソングライター/ピアニストのGreb Kolyadin と、シンガー/ソングライターの Marjana Semkina によるユニット。彼らの音楽はチェンバーポップにプログレッシヴロックの要素を取り込んだようなサウンドが特徴で、Marjana Semkina …
このアニメの音楽も大島ミチルさんでした。2010年のTVアニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」。この作品はリアルタイムで見たわけではないのですが、実は前から気になっていた作品で、アニメのサブスクを契約したことを機に視聴することができました。というか、むし…
昔の話続きで恐縮ですが(というかこのブログは概ね昔の話ばっかりですけど)、ちょうど30年前の1993年に放送されていたアニメが「ミラクル☆ガールズ」。秋元奈美さん原作の少女向けコミックをアニメ化したもので、関西地方ではたしか早朝に放送があったよう…
この曲は、吉岡忍さんの1996年のアルバム water the flower に収録されていた曲。 当時、このアルバムが好きでよく聴いていました。吉岡忍さんはソロシンガーとして活動する前に ICE BOX というユニットでヒット曲を出していたというのを知っていた程度なの…
普段はTwitterは見るだけの人ですが、いま「#私を構成する42枚」が流行っているのを見て私もやりたくなりました。 #私を構成する42枚 面白そうなのでやってみました。1アーティスト1枚の縛りで。42枚じゃ足らないです・・・ pic.twitter.com/OJZlIF3m5W — Ta…
Mike Oldfieldが「ロックアルバム」の制作に着手していることは、2012年の夏ごろにはファンサイトであるTubular.netなどで知ることができました。情報によると、「打ち込みではないリアルなギター、ドラム、ヴォーカル、ハモンドオルガンを使ったアルバムに…
宇宙ネコ子の曲を知ったのは、彼らの曲に辻林美穂さんがゲストヴォーカルとして参加していた曲があったというのがきっかけです。この辻林さんが参加していたアルバム 日々のあわ は、ポップでカラフルなサウンドが特徴で、これも好きな作品なのですが、後にk…
Cocteau Twins(コクトー・ツインズ)の1988年のアルバム Blue Bell Knoll 収録の曲。 私がコクトー・ツインズを初めて聴いたのは傑作として評価の高いアルバム Treasures だったのですが、ヴォーカルのElizabeth Fraserの美声と流麗なメロディーはに反して…
松崎ナオさんの曲を初めて聴いたのは、(多くの人がそうじゃないかと思うのですが)NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」のエンディングテーマ「川べりの家」なのですが、この曲が収録されたアルバム Flower Source は2006年のリリースというこ…
Yesのキーボード奏者といえば、やっぱりRick Wakeman。Wakeman在籍時のYesのアルバムでは数多くの魅力的なキーボード演奏を聴くことができますが、1978年のアルバム Tormato に収録されたこの曲「Don't Kill The Whale (邦題:クジラに愛を)」もその一つ。…
ドラム&ヴォーカルのAndy SturmerとキーボードのRoger Manningによるアメリカのパワーポップユニット Jerryfish の1993年の2ndアルバム Split Milk 収録の曲。JerryfishはそのサウンドがBeatlesやQueen、ELO、10ccといったイギリスのバンドの影響を受けてい…
Queenはデビュー当初から日本では人気があったので、洋楽に興味が無くてもラジオから流れるQueenの曲が頻繁に耳に入ってきていました。そういうわけで個人的には彼らの1970年代中期のサウンドが強く印象に残っています。 1970年代後半に入ると、アメリカでの…
アルバム Music of the Spheres から次作のリリースまで6年ほどインターバルがあるので、この期間のMike Oldfieldの活動について簡単にまとめておきます。 まず2008年、先住民族に関する作家で探検家でもあるBruce Parryが、アマゾンの先住民族達と生活を共…
「Rainbow」は、2005年に放送されたTVアニメ「ARIA The ANIMATION」のエンディング曲。このアニメのオープニング曲とエンディング曲の使われ方はちょっと特徴がありました。 オープニング曲「ウンディーネ」は各話のイントロダクション部分(アバン)の後に…
この曲はタイトルどおり「終わりと始まり」についての、または「変わってゆくこと」についての歌なんですが、そのメッセージは、クラムボンのリスナーに向けたようでもあり、それぞれのバンドメンバーに向けたようでもあり。聴いていると感慨深いです。 www.…
この曲も昔、台湾ポップスを聴いていた頃に好きな曲でした。2000年の孫燕姿(Sun Yan-Zi :ステファニー・スン)の2ndアルバム 我要的幸福 (my desired happiness)のタイトル曲。 孫燕姿はシンガポール出身の歌手で、大学卒業後の2000年に台湾でデビューし…
だいぶ前ですが、台湾のシンガーソングライター 陳綺貞(チアー・チェン)の曲「旅行的意義」について書きました。 moonshineplus.hatenablog.com 今回紹介するのは、これも彼女の代表曲の一つ「告訴我」(「Tell me」という英語のタイトルが付されています…
The Fixx は、イギリスのニューウェーヴ系のロックバンドで、1980年代前半に主にアメリカで人気がありました。ヒットチャートの上位に食い込むシングルヒットがそれなりにあったので、当時全米Top40を聴いていた自分としては記憶に残っている曲がいくつかあ…