Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

1990s

Everon 「Under Skies ... / ... Of Blue」

ドイツのシンフォニックロックバンドEveronが1995年にリリースした2ndアルバム Flood の冒頭に収録された2曲。2曲ではあるものの、メインのメロディは同じで曲間無しで繋がっているので、2トラックまとめて1曲と考えてよさそう。 Everon / Flood YouTubeにこ…

Marillion 「Beautiful」

イギリスでは現在も安定した人気を誇るロックバンド Marillion が1995年にリリースしたアルバム Afraid of Sunlight に収録された、美しいメロディとシンプルなメッセージが素敵な曲です。 www.youtube.com ビデオクリップも制作されています。 www.youtube.…

ZABADAK 「砂の扉」

ZABADAKの1990年のアルバム 遠い音楽、翌年の 私は羊、1993年の 桜 の3作は、同傾向のサウンドで、吉良知彦さん/上野洋子さんのコンビによるZABADAKの完成形といえるものとなっていて、一般的にも人気の高いアルバムと思っています。私もこの3作は大好きです…

王菲 「夢中人」

もう1曲カバーソングを。 1990年代の中盤から2000年代の前半までは、中華圏(香港、台湾)のポップスを良く聴いていました(女性Vo.ばかりですが・・・)。 この時期の女性シンガーではやはり王菲(フェイ・ウォン)がダントツでしょう。 王菲の名前を一躍有…

橘いずみ 「上海バンドネオン」

個人的な話ですが、1980年代はほぼ洋楽を聴いていました。アメリカのヒットチャートもフォローしていましたが、1990年代に入るとアメリカのヒットチャートには好みの曲が少なくなってきたので、そのかわりにJ-POPの流行りの曲も聴くようになりました。 その…

The Albion Band 「Albion Heart」

Albionつながりでもう1曲。 Albion Bandは、ブリティッシュ・フォークの代表的グループとして1970年代前半からバンド形態を変えながらも活動を続けてきた、いわゆる重鎮的な存在です。 私がAlbion Bandのアルバムで持っているのは、このタイトル曲が収録され…

Colin Bass 「Goodbye To Albion」

Colin Bassは、1979年頃からCamelのベーシストとして、Camelの中ではリーダーであるAndrew Latimerとともに重要な位置を占める存在であるとともに、ワールドミュージックを指向したバンド、3 Mustaphas 3のメンバーとしても活動していました。 この曲「Goodb…

Pendragon 「Back In The Spotlight」

今回で投稿100回目みたいです。記念にブログアイコンを変えてみました・・・。 1回目の記事はPendragonの最新作についてだったので、100回目もPendragonの曲にしてみます。 Pendragonは1985年にアルバムデビューし、しばらくはポップな曲で大衆受けを指向し…

ZABADAK 「愛は静かな場所に降りてくる」

私がZABADAKを聴き始めたのは、1987年のアルバム Welcome To Zabadak からなんですが、その頃はケイト・ブッシュのフォロワーのようなイメージで聴いていました。ところが、次作 飛行夢(sora tobu yume) でZABADAKの個性、独自のサウンドが確立されてきて…

坂本真綾 「約束はいらない」

「創聖のアクエリオン」と同じく、作詞:岩里祐穂さん、作・編曲:菅野よう子さんによる曲。坂本真綾さんのデビュー曲で、自身が声優として主役を務めたTVアニメ「天空のエスカフローネ」のオープニングテーマ曲です。この曲も有名ですね。 今でこそ声優さん…

Asturias 「Highland」

タイトルに「Highland」がつく曲をもうひとつご紹介。Asturias(アストゥーリアス)の「Highland」です。 Asturiasは作曲家・マルチ奏者である大山曜さんのソロプロジェクトで、プログレッシヴロックをベースにしたインスト曲を演奏・制作しています。1988年…

Karak 「Visions of Highland」

先日のIonaの記事で、アイオナ島の位置を示しましたが、アイオナ島はスコットランドの北部であるハイランド地方(Highlands)に属しています。 ja.wikipedia.org スコットランド主要都市のエジンバラやグラスゴーは南部のローランド地方(Lowlands)にあり、…

Iona 「Irish Day」

イギリスとアイルランドの位置関係というのは以下の図のようになっていて、アイルランドの位置って意外と南にあるんだなと思います。イギリスの一部であるスコットランドのほうがアイルランドよりも北にあるんですね。 Google Mapより引用 アイオナ島はスコ…

Dream Theater 「Surrounded」

アメリカのロックバンドDream Theaterの、1992年発表の2ndアルバム Images And Words に収録の曲です。 Dream Theaterといえば、ヘヴィーメタルをベースに変拍子などのテクニカルな要素やキーボードを取り入れたプログレッシヴ・メタルというジャンルに属す…

森川美穂「Yes, I Will ...」

「ふしぎの海のナディア」は1990年にNHKで放送されたTVアニメで、総監督は庵野秀明氏、キャラクターデザインは同じく貞本義行氏という「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年)と同じ主要スタッフによって作られた作品です。このアニメは有名なので各種解説サイ…

1995年頃の神戸三宮周辺のCD/レコード店について

今回は趣向を変えて、CD/レコード店の話です。 1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きる前後の神戸市三宮周辺のCD/レコード店ってどうなっていたっけ?とふと思いついて、自分の拙い記憶とネット情報を元にメモとして書き起こしてみます。昔何度も行った店で…

Genesis 「Shipwrecked」

Genesisは1980年代にヒット曲を連発して、一躍トップアーティストの仲間入りとなったのですが、これはドラム/ヴォーカルのPhil Collinsのバンド内外での活躍によるものということは間違いありません。そのPhil Collinsが1996年にGenesisを脱退した後に、Ray…

Gandalf 「Gallery of Dreams」

先日、Vangelisと喜多郎の記事を書いているときに頭に浮かんでしまって離れないので、ここに書いておきたいと思います。 Gandalfはオーストリアのミューエイジ系(ヒーリング系)音楽のアーティストで、1980年代から現代までコンスタントに活動している人の…

Mike Oldfield 「Silent Night」

イギリスのミュージシャン Mike Oldfield の1992年のアルバム Tubular Bells II からのシングルカット曲「Tatto」のカップリングとして収録されたのがこの曲。Oldfiledの複数のエレクトリックギターで「きよしこの夜」のメロディが5回奏でられます(最後の1…

Rush 「Animate」

カナダの3人組ロックバンドRush。1970年代中頃から約40年間の活動の中で、時代ごとの流行に呼応したサウンドに変化していったバンドだったのですが、私が一番好きな曲がこの「Animate」です。1993年発表のアルバム Conterparts の1曲目に収録されています。 …

喜多郎 featuring Jon Anderson 「Island of Life」

前回に引き続きJon Andersonネタです。AndersonはYesとしての活動中(あるいは脱退中…)に並行してソロ活動も行っていて、その中で他のアーティストとのコラボレーションを数多く行っています。Andersonのヴォーカルは、高音のハスキーヴォイスで非常にユニ…

Barclay James Harvest 「John Lennon’s Guitar」

これはイギリスのロックバンド Barclay James Harvest(以下BJH)が1990年に発表したアルバム Welcome To The Show に収録された「John Lennon's Guitar」の歌詞の意訳です。(簡単な英語なので訳してみました。) それは1970年の秋、アビーロードが夜に差し…

國府田マリ子 「雨のちスペシャル」

前の記事で「8cm CD」というコトバを出したので、そういえば今持っている8cm CDって何があったっけ?と思って調べてみました。 なんと12枚ありました! そのうち5枚は遊佐未森さんのシングルで、3枚がZABADAKのシングル。残り4枚のうちの1枚がこれでした。 1…

遊佐未森 「ロカ」

変則的なリズム構成の曲の紹介が続きますが、別にこういうのにこだわっているわけではないので、とりあえずこれまでとしておきます。 遊佐未森さんの1997年のアルバム roka のタイトル曲である「ロカ」。シングル(当時は8cm CD)でもリリースされていますが…

太田裕美 「僕は君の涙」

以前の記事で大木ハルミさんの「100年時代」をちょっとだけ紹介しましたが、NHKのみんなのうたで取り上げられた曲の中にはいくつかお気に入りの曲があります。その中でも好きなのが、太田裕美さんの「僕は君の涙」(1998年)です。 「NHKみんなのうた」 僕は…