Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

音楽(NA/EU/AU)

Supertrampアルバム紹介 その1:Supertramp

以前このブログでSupertramp(スーパートランプ)の曲を紹介したことがありました。 moonshineplus.hatenablog.com 上の記事でも書いた通り、私が初めて買ったSupertrampのアルバムは Breakfast In America で、当時日本でもヒットしていたことがきっかけな…

最近の曲からいろいろ

■月の満ちかけ 「せつな」 熊谷あすみさんと今井カズヤさんの2人によるポップユニットの新曲。シティ感覚満載のサウンド(シンセソロもあり)に熊谷さんのさわやかなヴォーカルが素敵です。フェードアウトするところが逆に新鮮。 www.youtube.com ■ずっと真…

キーボードソロがある曲(その20):Bob Seger & The Silver Bullet Band 「Against The Wind」

Bob Seger & The Silver Bullet Band の1980年のアルバム Against The Wind は、私が買った洋楽のアルバム(LP)の中ではごく初期に買ったものです。実はBob Segerのアルバムは本作しか持っていないのですが、コレは何度も聴いて印象深い作品です。 この時期…

Mike Oldfield アルバム紹介 その26:Return To Ommadawn

2015年10月にFacebookに書き込まれたMike Oldfieldのメッセージによれば、以下のようなことをうかがい知ることができました。 ・「New Ommadawn」のアイディアに着手していること・それは、すべての楽器を自身で演奏する作品になること・制作中の作品は何か…

Jackson Browne 「Lawyers In Love」

この曲が収録された1983年のアルバム Lawyers In Love は、私が初めて聴いたJackson Browneのアルバムでした。そもそも私がJackson Browneの曲を聴こうと思うきっかけとなったのは、マイク・オールドフィールドのアルバムの日本盤解説に彼の名前が載っていた…

The Alan Parsons Project 「Days Are Numbers (The Traveller)」

The Alan Parsons Project (以下APP)の1985年のアルバム Vulture Culture に収録された珠玉のポップソングがこの 「Days Are Numbers (The Traveller)」。 簡単なコード進行の繰り返しだけど、心にやさしく響くメロディが素晴らしいです。APPは曲ごとに異…

Ton Scherpenzeel 「Heart Of The Universe」

Ton Scherpenzeel (トン・スケルペンツェル)はオランダ出身のキーボード奏者・ソングライターで、自国オランダではロックバンド Kayakの主要メンバーとして活動してきました(Kayakは2022年にフェアウェル・コンサートを実施し、実質バンド活動は終了して…

Genesis 「Silver Rainbow」

Genesisの1983年発表アルバム Genesis は、数ある彼らのアルバムの中でもあまり人気が高くないようです。確かに次作のメガヒットアルバム Invisible Touch と比較すると地味なのは否めません。特にアルバムA面の1曲目に置かれた「Mama」が、ちょっとおどろお…

Jane Siberry 「The White Tent The Raft」

カナダのシンガーソングライター、Jane Siberry の1988年のアルバム The Walking の1曲目に収録されているのがこの曲「The White Tent The Raft」。 Jane Siberryといえば、映画「ペイ・フォワード 可能の王国」の挿入曲として使用された、1993年のアルバム …

2013年リリースの所有アルバムからプレイリストを作ってみる

今週のお題「わたしのプレイリスト」 普段はプレイリストといったものは作らないで聴いているのですが、前回の記事の流れで、所有アルバムのリストにリリース年のデータを付けていったりしたので、そのリストを元に、10年前の2013年リリースのアルバム・シン…

キーボードソロがある曲(その19):Tears For Fears 「Shout」

1985年のTears For Fearsの世界的大ヒットアルバム Songs From The Big Chair に収録された、ヒットシングル「Everybody Wants To Rule The World」と並んで彼らの代表曲である「Shout」。Music Videoも盛んにTVでオンエアされたのでとても印象に残っていま…

【CD買いました】 Mike Oldfield / Tubular Bells -50th Anniversary Edition-

私が Tubular Bells のアルバムを最初に買ったのは1983年なので、アルバムリリースから10年後のこと。もちろん当時はアナログ盤で、買ったレコードはアメリカ盤(Epicレーベルからのリリース)でした。 Tubular Bells は有名な作品なので、ラジオでも部分的…

Turin Brakes 「Feeling Oblivion」

Turin Brakesのことを知ったのは、私が好きなイギリスのシンガーソングライター Kate Walsh の2010年のカバーアルバム Peppermint Radio でこの曲「Feeling Oblivion」が取り上げられていたことがきっかけです。 「トリノのブレーキ」という奇妙な名前と、3…

Iamthemorning 「5/4」

Iamthemorningはロシア出身のソングライター/ピアニストのGreb Kolyadin と、シンガー/ソングライターの Marjana Semkina によるユニット。彼らの音楽はチェンバーポップにプログレッシヴロックの要素を取り込んだようなサウンドが特徴で、Marjana Semkina …

Mike Oldfield アルバム紹介 その25:Man On The Rocks

Mike Oldfieldが「ロックアルバム」の制作に着手していることは、2012年の夏ごろにはファンサイトであるTubular.netなどで知ることができました。情報によると、「打ち込みではないリアルなギター、ドラム、ヴォーカル、ハモンドオルガンを使ったアルバムに…

Cocteau Twins 「Athol-Brose」

Cocteau Twins(コクトー・ツインズ)の1988年のアルバム Blue Bell Knoll 収録の曲。 私がコクトー・ツインズを初めて聴いたのは傑作として評価の高いアルバム Treasures だったのですが、ヴォーカルのElizabeth Fraserの美声と流麗なメロディーはに反して…

キーボードソロがある曲(その18):Yes 「Don't Kill The Whale」

Yesのキーボード奏者といえば、やっぱりRick Wakeman。Wakeman在籍時のYesのアルバムでは数多くの魅力的なキーボード演奏を聴くことができますが、1978年のアルバム Tormato に収録されたこの曲「Don't Kill The Whale (邦題:クジラに愛を)」もその一つ。…

Jerryfish 「Joining A Fun Club」

ドラム&ヴォーカルのAndy SturmerとキーボードのRoger Manningによるアメリカのパワーポップユニット Jerryfish の1993年の2ndアルバム Split Milk 収録の曲。JerryfishはそのサウンドがBeatlesやQueen、ELO、10ccといったイギリスのバンドの影響を受けてい…

Queen 「Save Me」

Queenはデビュー当初から日本では人気があったので、洋楽に興味が無くてもラジオから流れるQueenの曲が頻繁に耳に入ってきていました。そういうわけで個人的には彼らの1970年代中期のサウンドが強く印象に残っています。 1970年代後半に入ると、アメリカでの…

Mike Oldfield アルバム紹介 その24.5:ロンドン五輪オープニングセレモニーなど

アルバム Music of the Spheres から次作のリリースまで6年ほどインターバルがあるので、この期間のMike Oldfieldの活動について簡単にまとめておきます。 まず2008年、先住民族に関する作家で探検家でもあるBruce Parryが、アマゾンの先住民族達と生活を共…

The Fixx 「Are We Ourselves ?」

The Fixx は、イギリスのニューウェーヴ系のロックバンドで、1980年代前半に主にアメリカで人気がありました。ヒットチャートの上位に食い込むシングルヒットがそれなりにあったので、当時全米Top40を聴いていた自分としては記憶に残っている曲がいくつかあ…

The Police 「Spirits in the Material World」

The Policeが制作したアルバムは1978年のデビュー作 Outlandos d'Amour から1983年の Synchronicity までの全5作しかないのですが、この時期のロックバンドの中では非常に大きな存在感があって、そのサウンドが他のバンドへ与えた影響も大きかったと思います…

The Boomtown Rats 「Someone's Looking At You」

Bob Geldof 率いるアイルランドのロックバンド、The Boomtown Ratsの1979年のアルバム The Fine Art Of Surfacing は、ヒット曲「I Don't Like Mondays (邦題:哀愁のマンディ)」が収録された彼らの最大のヒット作ですが、このアルバムの1曲目に収録されて…

Mike Oldfield アルバム紹介 その24:Music of The Spheres

前作 Light + Shade では、エレクトロニックサウンドにヴォーカロイドという生楽器を極力排したアルバム制作を行った Mike Oldfield でしたが、それ以降そのような作品を作らなくなりました。思ったほどリスナーの支持が得られなかったというのもあると想像…

キーボードソロがある曲(その17):Jon Anderson 「All in a Matter of Time」

Jon Anderson のソロアルバム Animation に収録の曲。イギリスではシングルでもリリースされたそうです。 Jon Anderson / Animation このアルバムのレコーディングでキーボードを担当したのは David Sancious。アメリカのミュージシャンで、古くはBruce Spri…

Marillion 「The Great Escape / The Last of You / Fallin’ From the Moon」

Marillion のコンセプトアルバム Brave のクライマックス部分にあたるトラック。1994年のリリース時に買ったCDの曲名リストでは、「The Great Escape i) The Last Of You ii) Fallin' From The Moon」という記載だったと思うのですが、その後のリイシュー時…

洋楽聴き始めの時期に出会ったインスト曲いろいろ

私が洋楽のレコードを最初に買ったのは1979年頃なのでですが、それ以降数年間はノートに「レコード購入リスト」を書いていて、なぜか今も持っています。 今回はこのリストを見ながら、洋楽聴き始めの頃にアルバムに入っていたインスト曲を挙げてみたいと思い…

Saint Etienne 「Pale Movie」

この曲を知ったのはラジオの音楽番組だったと思います。この曲がリリースされた1994年頃は、インターネットがまだ普及していない時代だったので、洋楽を聴く手段はラジオで聴くか、CD(レコード)を買って(借りて)聴くかしかなく、ラジオではマイナーなア…

The Hooters 「Twenty-Five Hour A Day」

Hootersのことは以前ちょっとだけ記事に書きました。 moonshineplus.hatenablog.com バンドの人気は「Karla with a K」が収録されたアルバム One Way Home がピークで、次作 ZigZag はフォークミュージック寄りのやや地味な作品になったこともあって、徐々に…

Prefab Sprout 「Goodbye Lucille #1」

イギリスのバンド Prefab Sprout の1985年のアルバム Steve McQueen は名盤として名高いですが、私も大好きな作品です。(当時アメリカでは、アルバムタイトルが実在の人物の名前ということで Two Wheels Good というタイトルで発売されました) 特にSide 1…