音楽(NA/EU/AU)
ジェネシスのベース/ギター奏者のMike Rutherfordが中心となって結成したポップロックバンド Mike + The Mechanics が1988年にリリースした彼らの最大のヒットアルバム Living Years のタイトル曲(曲名はTheが付いて「The Living Years」)。この曲もシング…
この曲は The Moody Blues 1988年のアルバム Sur La Mer からシングルカットされた曲で、バンドの最後のヒットシングルといっていい曲です。作者はバンドのメインライターの一人である Justin Hayward、ヴォーカルも彼によるものです。 The Moody Bluesは、…
1982年リリースのアルバム IV 収録のシングルでも大ヒットした曲「Africa」。 この曲のドラムとベースを除いた多くの部分はシンセの音色で構成されています。Wikipedeiaによれば、曲全体のリフとして聴くことができるソフトなシンセブラスの音はヤマハのポリ…
YouTubeで別の検索をしていたときに偶然に出会ったのがこの曲、Angie McMahonの「Exploding」。 Angie McMahonはオーストラリアのシンガーソングライターで、先日リリースされたこの曲が収録されているアルバム Light, Dark, Light Again は2作目だそうです…
1980年代のYesの主要メンバーとしてバンドを牽引し、Yes脱退後は映画音楽の作曲家として確固たるポジションを築いたTrevor Rabinの久しぶりのロックアルバム Rio がINSIDEOUTレーベルからリリースされました。ヴォーカル入りのソロアルバムとしては1989年の …
昨年の2月にSemisonicの曲について記事を書きました。 moonshineplus.hatenablog.com そんな彼らがフルアルバム Little Bit of Sun を11月にリリースするようです。フルアルバムという形では22年ぶり!。別件でネット検索していたときに偶然この新作のことを…
1971年に2ndアルバム Indelibly Stamped を発表したSupertrampでしたが、セールス的には失敗し、バンドの活動を支援してきたスポンサーからも見放され、窮地に立たされた状態になります。それでもまだ諦めなかったメインライターのRick DaviesとRoger Hodgso…
Emerson Lake & Palmer、Pink Floyd、Genesis、YesそしてKing Crimsonの5つバンドはひっくるめて「英国5大プログレバンド」と呼ばれています。なぜ「5大」なのかというと単純で、1970年代初期のプログレッシヴロックのブームにおいて人気があったから(イギ…
Yesの最高傑作アルバムは何といっても1972年の Close To The Edge(邦題:危機)でしょう。A面に19分弱の1曲、B面に10分前後の2曲という大作指向のアルバムにもかかわらず「聴きやすい」というのがこのアルバムの最大の特長で、複雑な展開や演奏があっても、…
Genesisの1974年のアルバム The Lamb Lies Down On Broadway (邦題:眩惑のブロードウェイ)収録の曲のなかでもとびきり美しいナンバーがこの「The Lamia」。 このアルバムの曲の作者は、クレジット上はメンバー全員となっていますが(作詞は1曲を除いて全…
Pink Floydの1975年のアルバム Wish You Were Here(邦題:炎~あなたがここにいてほしい)に収録の曲「Welcome To The Machine(邦題:ようこそマシーンへ)」はちょっと異色な曲です。 ここで鳴っている音はほとんどがシンセサイザーの音色。Pink Floydは…
Emerson Lake & Palmer(以下ELP)は、キーボードのKeith Emerson、ベース/ギター/ヴォーカルのGreg Lake、そしてドラムのCarl Palmerによるロックトリオとして1970年代を中心に活躍したバンドでした。 当時はロックの中心的な楽器はギターで、トリオ編成で…
20年ほど前にお遊びで作っていたホームページで、所有しているCDの中から3拍子系(3拍子、6拍子)の曲が多く収録されているアルバムを探して紹介していたことがありました。今回はその流用なので古いアルバムが多いですが、ちょっとだけアップデートしていま…
「青い影(A Whiter Shade Of Pale)」で有名なProcol Harum。一般的には「青い影」は知っててもバンド名は知らない、みたいな感じだと思いますが、ソウルフルなヴォーカルとクラシカルなサウンドが特徴で、根強いファンがいたバンドでもありました(私もそ…
Indelibly Stamped は、Supertrampのセカンドアルバムで、1971年に発表されましたが、このアルバム制作前にファーストアルバムのバンドメンバーはRick DaviesとRoger Hodgsonを残して一新されています。Hodgsonはベースからギターに転向し、ベースとドラムと…
Asiaを脱退したギタリストのSteve Howeが同じくギタリストで元GenesisのSteve Hackettと共に結成したバンドがGTR。有名バンドのギタリスト二人がメインのバンドということで当時は結構話題でした。残りのメンバーは、ヴォーカルにMax Bacon、ベースにPhil Sp…
Asiaの1985年発表のサードアルバム Astra 収録曲「Go」。個人的にはAsiaの曲の中でもベストスリーには入る好きな曲です。 Asia / Astra このアルバムの制作中に、バンドのオリジナルメンバーであるギターのSteve HoweがのJohn Wettonとの不仲のため脱退して…
Rushの1982年のアルバム Signals 。Rushはその活動期間中に何度か自身のサウンドを大きく変化させてきたのですが、このアルバムもその転換点の一つにあたります。前作 Moving Pictures までのRushサウンドは、Geddy Leeのベース、Alex Lifesonのギター、Neil…
1980年代、プログレッシヴロックのジャンルでメジャーレーベルからデビューして活躍した数少ないバンドのひとつがこの It Bites。とはいえ、世間の風当たり(というか所属していたヴァージンレコードからのプレッシャー?)で、徐々にプログレ色を薄めざるを…
Marillionの最大のヒット作となった1985年のサードアルバム Misplaced Childhood (邦題:過ち色の記憶)は、アルバムトータル演奏時間約41分に含まれる全10トラック(細かいパート単位で数えると17パート)がシームレスで繫がったトータルアルバムです。で…
1980年代に入ってからのChicagoは、David Fosterをプロデューサーに迎えて大ヒットした「Hard To Say I’m Sorry(邦題:素直になれなくて)」をはじめとして、アダルトコンテンポラリーなバラードをシングルとして送り出すようになるのですが、それに伴って…
オーストラリア出身のロックバンド Little River Band が1981年にリリースしたアルバム Time Exposure 収録された曲がこの「The Night Owls」。シングルカットされ全米でもヒットしました。(タイトルを直訳すると「夜のフクロウ」なのですが、辞書を引いて…
曲の紹介をしていていうのも何ですが、Sladeのことは正直殆ど知らないです。1983年にクワイエット・ライオットが全米でヒットさせた「Cum On Feel The Noize」がSladeの曲のカバーだったということを知った程度で、1970年代にイギリスで人気のあったグラムロ…
この曲の邦題は「犬を連れたルネとジョルジェット」ですが、もう少し正確に書くと「戦後、ルネとジョルジェットのマグリット夫妻は犬とともに」というタイトルになります。この曲のモチーフとなったのはシュールリアリズム画家として有名なルネ・マグリット…
ドイツ(当時は西ドイツ)のアイドルディスコグループとして、1980年前後の時期に日本でも人気があった「アラベスク」のセンターとして活躍していた Sandra Leuer が、アラベスク解散後ソロとして最初に放った1985年の大ヒットシングル曲がこの「(I'll Never…
以前このブログでSupertramp(スーパートランプ)の曲を紹介したことがありました。 moonshineplus.hatenablog.com 上の記事でも書いた通り、私が初めて買ったSupertrampのアルバムは Breakfast In America で、当時日本でもヒットしていたことがきっかけな…
■月の満ちかけ 「せつな」 熊谷あすみさんと今井カズヤさんの2人によるポップユニットの新曲。シティ感覚満載のサウンド(シンセソロもあり)に熊谷さんのさわやかなヴォーカルが素敵です。フェードアウトするところが逆に新鮮。 www.youtube.com ■ずっと真…
Bob Seger & The Silver Bullet Band の1980年のアルバム Against The Wind は、私が買った洋楽のアルバム(LP)の中ではごく初期に買ったものです。実はBob Segerのアルバムは本作しか持っていないのですが、コレは何度も聴いて印象深い作品です。 この時期…
2015年10月にFacebookに書き込まれたMike Oldfieldのメッセージによれば、以下のようなことをうかがい知ることができました。 ・「New Ommadawn」のアイディアに着手していること・それは、すべての楽器を自身で演奏する作品になること・制作中の作品は何か…
この曲が収録された1983年のアルバム Lawyers In Love は、私が初めて聴いたJackson Browneのアルバムでした。そもそも私がJackson Browneの曲を聴こうと思うきっかけとなったのは、マイク・オールドフィールドのアルバムの日本盤解説に彼の名前が載っていた…